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抱負

お疲れ様です。3回生スタッフの長谷川笑美です。
1月ももう半分が過ぎたという事実から目を背けたくなっているのは私だけではないはず。こんな調子で始まったばかりの2022年もあっという間に過ぎてしまうのだろうと思います(5人中3人は思いつきそうな感想)。
時期的にまだギリギリ許されそうなので、新年の抱負というか引退までの抱負を述べたいと思います。

一つ目にOBOG部門長として。半ば自動的に就任したOBOG部門の長ですが、やるからにはいいほうへ部門を変えていきたい。そんな気持ちで代替わりしてからの2か月は活動してきました。

今のモチベーションのきっかけは、昨年のインカレです。私は男子対校クルー鷭のクルサポをやらせてもらったのですが、4人のために特段何かサポートしたというよりかは、他の人よりは少し近くで応援させてもらったという感覚のほうが近いです。
「漕法について1時間くらい熱く語れなきゃ対校は名乗れない。」
これは1回生の時に聞いた木庭部長の言葉です。耳にしてから2年はたっているものの今でも覚えているこの言葉を考えると、鷭の4人はきっと間違いなく対校だったなあと思います。若林さんは身振り手振りでダイナミックに、山田さんは他大学の漕法の解釈まで踏まえて語りそうですし、マサくんは聞き手がたとえ置いて行かれても気づかず夢中になって説明してくれそう。たっぴーは不安やな、と事前にQ&Aを用意してきそうです。
まあ知らんけど、って感じですけどね。笑
この場をお借りして、4人+福岡C+ななみんは本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

そんなインカレの帰りの夜行バスで、なんとなく眠れなくてTwitterを眺めていたら、タイムラインは優勝した選手たちの笑顔であふれていました。でもその中にはどこにも京大クルーはおらず、そのことがどうにも悔しかったのを覚えています。
これを言うと私が薄情みたいですが、実は京大の大会結果について自分が負けたみたいに悔しかったのはこのインカレが初めてでした。
それまでの大会は結果が伴わなかったとしても、悔しい気持ちがないわけじゃないけれど、どちらかというと残念だったなとか結果はともかくみんなお疲れ様とかそんな感じでした。まあ実際に自分がレースに出漕していないんだから当たり前?
だから今回自分が負けたみたいに悔しかったのは、地味ながらも私にとっては結構大きな変化でした。ボート部で過ごした年月がそうさせたのか、頑張る仲間たちを見てきたことなのか、3度目のインカレだからか、優勝しかけた鷭の近くにいたからか、2020インカレで実際に日本一を見たからなのか。考えても理由はあまりわからなかったですが。

悔しさを覚えるとともに、「京大が勝つために自分にできることは何だろう」と強く思いました。結局のところ私には勝たせられるような漕ぎのアドバイスとかはできないので、やっぱり任されているOBOG部門の活動を通してできることを考えるのが一番早いという結論に行きつきました。
部門活動が勝利という結果に直結するかはわからないというか考えにくいけれど、部門の最終目的は京大の勝利にあると思えるようになりました。これが私の今の部門業務のモチベーションです。
コロナという状況は制約や課題も沢山ありますが、変えづらいことを変えていく大義名分にもなり得ます。やってみたいなと思ったことにどんどん挑戦して、よりよい部門と部活を作っていきたいです。
けれども、今は鮮明な悔しさもやる気も、愚かなことに薄れてしまうかもしれないのでこの場をお借りして(2度目)備忘録とします。

関係ないけど年末年始に妹に布教されたすみっコぐらし。私の推しはざっそうです。

二つ目に上回生スタッフとして。2回生の頃はコロナの影響から後輩がいる感覚がほとんどなく、いつまでも下っ端気分でした。だから私が上回生スタッフになったのは実質3回生になってからです。昨年は「先輩」の立ち回りの難しさに四苦八苦した気がします。主になるのはこちらも昨年のインカレです。

私はインカレの担当補佐で、担当である菜々子ちゃん遥海ちゃんに仕事を振る上司役兼穴埋め役でした。正直担当だった一昨年よりも断然難しかったです(まあ色々状況が違うのもありますが)。自分が仕事するのが1番早いのですが、もちろんそれは引き継ぎ的によろしくなくて、でも丸投げするのも失敗出来ないインカレでは絶対にアウト。補佐なのに実働しすぎ?いやいや担当のこと苦しめすぎ?とか、自分の先輩ぶりが不安に思えたし、そんな自分に何となく嫌気がさしたこともありました。なんか私って結構せっかちなのかなとか、思い通りに動かしたい気持ちが案外あるんだなとか感じた遠征でした。まあこれも経験ということで…。

そんな昨年を踏まえ、今年は自分のことだけにならず後輩を育てられるような上回生スタッフを目指します。自分でやっちゃおうとせずちゃんと信頼して任せる、でもフォローできるように余裕もっとく、みたいなね。あんまり自信ないですが。

長くなってしまいましたが、以上が私の抱負でした。
今後ともご声援とご支援をよろしくお願いいたします。寒い日が続きますがお体ご自愛下さい。

何気に毎年やってるたなくじ。今年もいいことあるといいな~。

3回生スタッフ 長谷川笑美