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雨のち晴れ

こんにちは、3回生スタッフの土手です。

最近、平日に配置がなかったので、ほぼ1週間合宿所に顔を出さない週がありました。でも、合宿所に行くと、「久しぶり!」「忙しかったん?」等と声をかけてもらえました。

なぜ、この声掛けにほっとしたのかというと、1回生の時、同じように合宿所に1週間いないでいると、先輩方から私は部活を止めたのではないかと心配されていたという話を聞くことがあったからです。その時は何でそんなに自分が心配されているのかわからなかったのですが、今は、気持ちがよくわかります。周りにいてくれる人たちが「今こういう状態でしんどそう」という話を聞くとすぐに、本人はこれからも一緒に合宿所で過ごしていけるのかを心配している自分がいます。

それは、私たちの学年は入部してから2回生の春までほぼ全員が辞めることなく部活を続けていたのですが、約一年前の東大戦から、同期の仲間達がやめたり、休部したりしたので、ボート部の合宿所で、一緒に過ごせているメンバーがかなり減ってしまったからだと思います。仲間が辞める時の寂しさが頭をよぎってしまうのです。

私が一回生の時、まだほぼ全員がいた頃の写真を見ていると、人数が多くてにぎやかで、本当に色々な人がいたので、色々な見方や考え方を知れて世界の幅が広がって楽しかったことを思い出します。

自分とは真逆。

でも、ボートを通じて繋がっていて、色々な仲間がいたことはすごく新鮮で幸せなことでした。

京大のボート部は日本一を目指すから、漕手は、体調を崩したり、けがをしたり、気持ちがついていけなくなったりしたら、コックスやスタッフは、自分が部に貢献できているという感覚がなかったら、一気にしんどくなってしまうと思います。私も、自分が目指すようなサポートや仕事ができなかったとき、しんどくなることがあります。でも、ずっと一緒に過ごしてきてくれた3回生や、温かく見守って育ててくれた先輩方、よく頑張る、かわいい後輩達がいてくれたからこそ、落ち込んでもこのままではいけないと、どうにかこうにか前を向けているのだと思います。

今、合宿所に顔を出していない人たち、壁に当たっている人がいたら、愉快だけど真面目に話も聞いてくれる仲間がいることを忘れないでほしいと思っています。

また全員で、まだ見ぬ世界を共に見たいって強く思います。

まとまりのない文章ですが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

土手

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