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色々振り返り

どうもこんちには、とうとう元主将元漕手となった4回生山田紘暉です。

先日のインカレでは優勝することができ、本当に嬉しく思っています。厳しい状況の中、インカレに出場できた上にこのように良い結果を残せたことは多くの方々の尽力あってのことと思います。

 

以前のブログで言ったことを実現できて嬉しいですね。4月から9月7日までの丸々5ヶ月と少し一度も乗艇できない、活動制限により合宿不可で一日一モーション通いで行わなくてはならないというかなりのキツイ状況(インカレに出た中でこれよりキツかったのは東京海洋大くらい?ウチよりキツイ大学はほとんど出場できなかったことと思います)でしたがなんとか勝つことができました。

 

インカレの結果としては、僕の乗っていた男子舵手なしペアは優勝したものの、他クルーは最終日に残れず、舵手付きフォア以外はハイコロという厳しい結果でした。

練習時間が限られた中でクルーを完成まで持っていくことができない悔しさはあったと思います。僕自身もラストスパートの精度や直進性など結局完成が間に合わなかった点もありました。最後に大きく伸びてきたクルーも多くあっただけにより悔しいです。

今回の反省をとりあえず元幹部と新幹部ではしましたが、他の部員も含めてしっかり考え何は良くて何はダメだったのか、次はどうするのか考え、来年は最終日に行っても積み込みしないといけないくらいになりましょう!!!

 

今回ペアは優勝しましたが、中学からボートをしている僕と歴代ほぼトップのエルゴスコアの若林のペアだから勝てたのではないかと思う人も結構いると思います。

正直なところそれは大いにあります。

しかし、去年と今年でエルゴスコアは変わっていないのに若林は去年順位つけられていませんし、冬季で一番良かった付きフォアには僕も若林も乗っていません。また、過去数年の間に京大には若林くらいのエルゴ値を持つ人は数人いましたが、その人達でも日本一は達成できませんでした。

確かに、僕が経験者で若林がすごくエルゴ回ることは今回の優勝の大きな要因です。しかし、同じ要素を持っていても負けることや他の要素で上回れることもあるということをちゃんと分かって欲しいです。

 

このようなことを書いていて変ですが、日本一になるのはキツイです。大学に入ってまでボートを続ける経験者というものは大体がボートが好きで、どうすればもっと速くなれるかなということを楽しんでずっと考えている連中です。

そういう連中と戦おうとしている以上、彼らを上回る何かが無ければ勝負の土俵に上がることすらできないと思います。

今回のペアは僕のボート歴と他大経験者よりも強い(と自分では思っている)ボートへの思いと若林のエルゴが勝っていたと思います。

みんなそれぞれ何なら他大の経験者にも勝てるのか考え、武器にして欲しいです。

 

10年間ずっとボートをしてきましたが、これで区切りなんだと思うと感慨深いでし、そもそもあまり実感が湧いていません笑。

これやったら速くなれるんじゃね?とかこうすればエルゴ回りそう!とか考え続けた日々でしたが、本当に楽しかったです。

最初は他にできそうな運動部が無かったからくらいの理由ではじめたボートを大学まで続けるとは思いませんでしたし、ここまでボートを自分が好きになるとも思いませんでした。

ここまでボートを続けてきて関わった多くの人達へ感謝の思いでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

非常に強力な後輩と共に今年は初メダル、初優勝となりました。ありがとう。

 

もう部から去るような文章でしたが、来年は大学院へ進学するため何かしらの役職で部には残ることになります。

漕ぐかもしれないですし、コーチするかもしれないですが、京大ボート部を強くするために関わっていきます。

ありがとうございました!

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