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ダイヤモンド☆ムカイ

みなさん、こんにちは。4回生の向井です。

前回のブログ当番が東大戦前の怒涛のブログ投稿ラッシュに埋もれてしまったので超久しぶりにブログを書いています。なお、私が直近2回ほど書いたブログの内容が非常にまじめなものだったと思うので、今回は少しふざけた(?)内容にしてみます。

京大生のほとんどが夏休みに入りました。非常に気温が高い日が続いている今日この頃ですが、夏休みに入り、無理に外に出て大学に向かうというストレスがなくなったのでとても清々しい気持ちです。京大の夏休みは8月~9月の丸2か月と非常に長いものとなっています。一般的な京大生は、旅行に行ったり実家に帰ったりと様々に過ごすことでしょうが、私たちはボート部員ということもあり、大会に向けて練習練習の毎日です。(写真は先日琵琶湖に出て練習した時のものです。木下監督ありがとうございました。)

とは言っても、一日中練習しているわけでもなければ、まったく休みがないわけでもありません。ということで、今回は私の空き時間の過ごし方の一つについて書いていきたいと思います。

 

ところで、私たち京大ボート部が目標とする大会は…、そうです、全日本大学選手権、通称インカレです。この大会で結果を残すべく日々練習に励んでいるわけなのですが、ここで一つ質問です。来週末には関西選手権が控えており、京大ボート部もこれに出場しますが、なぜインカレ以外にも関西選手権や東日本選手権などいろんな大会に出場しているのでしょうか。

大きな理由として考えられるのが、「レース経験を積む」というものでしょう。練習も本番のつもりで、という言葉をよく耳にしますが、練習はやはり練習です。瀬田川とは違う会場、隣に相手がいる緊張感、レース展開で変わるレースプランなどなど、レースでしか味わうことのできない感覚は非常に多いです。この感覚を養うために、インカレ以外にもいくつかの大会に出場しているのだと思います。

暇な時間にもレースにつながりそうなことしたいなあ。私は考えました。どれだけうまくボートを漕げても、本番のレースは勝負事。1人で行うタイムトライアルとは違って、相手との駆け引きもやっていかないといけない。やっぱりレースの感覚って大事だなあ…。それじゃあ………

 

 

 

 

「マリオカートやるか!」、ということで3か月ほど前にニンテンドースイッチとマリオカート8DXを購入してやり始めました。

マリオカート(以下、マリカ)がどんなゲームかわからない人のために説明します。基本はいたってシンプル。車やバイクに乗って誰よりも早くゴールするというレーシングゲームです。ここに、ほかの人の走りを妨害したり、自分が加速したり、一発逆転が狙えたりというアイテムという要素が加わっているのがこのゲームの特徴です。

 

ボートに似ている部分も非常に多いと思います。

カーブを曲がるときに、どの角度でカーブに入るのがいいか、ハンドルはどれだけ切ればいいか、アクセルをどれくらい踏むのかなど「カーブを曲がる」ということ一つをとっても追及すればキリがありません。ボートも、オールを入れるタイミング、足を使い終わるのはどこがいいか、アウトハンドとインハンドの力の配分などなど1ストロークの中に突き詰めるべきところは非常に多いです。

レース中に手に入れたアイテムは、手に入れたらすぐ使ったらよいというものではありません。レースの展開や相手の動き方をよく見ながら、一番効果的だと思われるタイミングで使用しなければなりません。ボートで言うなら、これはレースプランやコックスのコマンドがそれにあたるでしょうか。足けりやスパートをレースプラン通りに入れるだけでは勝てないことが多いです。レースの相手との距離感を見ながら、他チームの出方をうかがいながら、ここぞというタイミングで勝負を仕掛けなければなりません。

 

なによりも大事だと思うのが「負けたくない、勝ちたいという気持ち」です。一つミスをするだけで最下位に落ちてしまう、みんな1位を取るために貪欲に向かってくるというレースならではの緊張感を味わえる。こうした緊張感の中で勝利を狙い続けるというのは勝負事ならすべてに共通することでしょう。そして、自分が勝者になるためには何よりも重要なことでしょう。

とまあいろいろと書いてきましたが、何が言いたいかというと、「勝利に向かう気持ちを自分の中で燃やし続ける」ことができるマリカは最高のゲームだということです。時々、無慈悲なデスコンボを決められ、なんだこのクソゲー、と思うこともありますが、それも勝負の世界の中でのことなのでしょうがないと自分に言い聞かせています。

最近では、マリカの日本代表の人の動画を参考にしながらだいぶ上達してきました。(ボートでも最近では海外のトップクラスの選手の漕ぎを手軽に見ることができるようになっています。)

レートも10000を超え、ボートで言えばやっとこさインカレの準決勝に出れる程度の実力がついてきたところでしょうか。(ブログのタイトルは私のマリカでの名前でした。)

まだまだ実力不足なところはたくさんあります。ボートと同じように日々のの積み重ねが大事になってきます。マリカもボート同様頑張っていきたいです。(いったい何のブログ…)

なんだこのゲーム狂はと思われてしまいそうですが、もちろん、ボートが自分の中で第一です!私ももう4回生。最後のシーズン、やれるだけのことはやっていきます。そして、なにより勝ちたい。この気持ちを常に持ちながら、残り僅かな時間となってしまいましたが最後まで頑張っていきたいと思います。

これからも応援よろしくお願いします!!

 

 

4回生 向井雅貴