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シジュウカラ観察記

お久しぶりです、二回生女子漕手の打土井かのこです。

今回は実家の巣箱に入った、シジュウカラという小鳥の観察記録をお届けします。
自粛にうんざりしている皆さんの心が潤いますように。


築6年ほどの一戸建てワンルーム。飛んで5秒のところに森あり。何より近所の人が優しく見守ってくれる、優良物件。


おうちの周りの警戒を怠らない、几帳面なパパ。たぶんA型。


ママ。なんとなく大雑把で、時々電線の上でぼーっとしている。パパより胸のネクタイ模様が細い。たぶんO型。

四月中旬
内見を繰り返し、入居を決めたらしい。巣材を運んできてキツツキのごとくコンコンと敷き詰める。

5月はじめ
卵を産み始めたのか、パパが餌を運んでくる。ママもよく外出する。育児疲れが心配。

ベイビーたちが生まれる。この世に存在していいのか心配なほど丸裸だし、翼があまりにも手羽先っぽい。
卵は七つだったが、五人(?)兄弟。

5月9日

ちょっと羽が生えてきている。お口が黄色いのがチャーミング。

青虫をぶんまわすパパ

5月13日

羽が生えて、鳥っぽくなってきた。授業を聞きながら、パパとママが持ってきた芋虫を双眼鏡で観察する日々。ちなみに黄緑と黒の毛虫が多い。

5月17日

可愛すぎてうっかり口に入れてしまいそう。「ニンゲン」の存在に気づき始めているようだ。

5月20日
14時ごろに順番に巣立ち始める。娘を嫁に出す親の気持ちで近所の人と見守る。

落っこちてしまい、呆然とする末っ子。その後ママに連れられて飛んで行った。

パパとママは全員が巣立ったか確認してから去っていった。
ベイビーたちは一か月ほど両親と過ごし、修業を積むそう。
5羽の人(?)生に幸あれ!

二回生漕手 打土井かのこ