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0円でタイムスリップ!?

こんばんは。1回生漕手の廣瀬駿です。

春休みに入り、つらく苦しい冬練にもだんだん慣れてきました。

昨日から休日も平日も起床時間が朝6時になりました。いっぱい眠れるってだけでなく、出艇時に太陽が出ているだけでとても暖かい気分になれるのでそれはもう最高です。

昨日のT.T.は気温は2℃と暖かく、水面も穏やかで、先週の暴風吹き荒れた過酷T.T.とは比べものにならない漕ぎやすさでした。
こんな日々が続いて欲しいです。

冬練のつらさについて考えているうちに、昔のボート部について興味が湧いてきました。

今よりはるかに防寒具が少ないであろう時代、船もcoxも凍結する冬練、どんな格好でしてたの?まさか薄着?ポギーはあったの?
そもそも冬に乗艇してたの?

等々…。 そんな疑問を解消すべく、合宿所2階勉強部屋に保管されている歴代ボート部員のモーション日誌を漁ってみることにしました。

 

古くは昭和48年、直近では2009年までのモーション日誌だいたい500冊が綺麗に保管されています。存在は前から知っていましたが実際に開けてみるのは初めてです。

新人期に自分たちが書いていたそれとは少し違い、大会のクルーごとに1冊、毎日1人が1,2ページその日のモーションのメニュー結果感想等を書いてリレーしていく交換日記のような形式。

真面目なしに関する意見の出し合いから、ただのグチのはきだめまで色々書かれていて、その当時のボート部の日常がとても身近に感じられとても楽しい。瀬田川・琵琶湖での航行に関する安全知識や技術などがびっしり書かれたページも。色々読み耽りました。

残念ながら過去の冬練についての記述はあまり見つけられず諦めました(いつかOBの方と喋る時があれば聞いてみます。)が、40年前でも京大体育館前でサーキットしていたり黒谷で階段走ったりしていたのを知ったり、東大戦に燃えるクルー達の試合までの流れや勝利後に書きなぐった感想などを読んだりすると、京大ボート部112年の歴史をありありと感じることができ、どこかしみじみしました。まさに0円でタイムスリップ。

正直普段、ボート部の過去のことについて思いを巡らすことはあまりありませんが、ボート部のこれまでのあれこれを知ったり感じたりすることはその部員としてまあきっと多分大事なことなんだろうと思います。

 

この春休み、日中暇を持て余している部員に是非一読をおすすめしたいです。

特にクリスマス周辺など色恋沙汰について書かれた日誌が面白いです。

 

一回生 廣瀬駿

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