こんにちは!二回生漕手の原万生です。
このブログを書いている5月7日土曜日、世間ではまだゴールデンウィークなのでしょうか。でもまあ、ゴールデンウィークだろうが何だろうが、とりあえず休みの日は練習に向かうわけですが、私は今日の朝、珍しく目が覚めてからめちゃめちゃ気分が良かったです。ノリノリでSEKAI NO OWARIの“虹色の戦争”を歌い、家を出る準備をして、ふと時計を見ると6時15分。気分が良すぎて朝早いことをすっかり忘れて、音痴のくせに大熱唱してしまいました。しかも窓は半分開いていました。近所迷惑です。恥ずかしいですね。
というどうでもいい話はさておき、今日のブログは最近感じていることについて書こうと思います。私は冬期にシングルを漕ぎ、今は女子付きフォア山紫に乗っていますが、練習するたびに感じることがあります。それは、感覚の言語化、漕ぎについて考えることの難しさです。私はそれがすごく苦手で、練習後のクルーミーティングや、自分のモーション日誌で自分の考えや感覚を書きたいとき、ものすごくもどかしい思いをします。
私はボートを始めた高校生のとき、ほぼ何も考えずに感覚を頼りに漕いでいました。今の一本は艇が進んでいて気持ちよかった、じゃあ次もその感覚を追い求めて漕ごうといった感じでその“気持ちよく漕げた感覚”のどこがいいのか、そしてその“気持ちよく漕げた感覚”を再現するにはどこを意識するのか全く考えず、また、練習の狙いなどもほとんど意識せず、気の赴くままに漕いできました。そのせいか大学でまたボートをするようになってから言語化すること、そして漕ぎについて考えることがうまくできず、悩んでいます。最近は冬期のシングルを通して、きちんと自分の漕ぎについて考える癖がついてきました。しかし、未だに“今日の練習どうだった?”ときかれるのは苦手です…。意識して考えていないと、返答できないからです。
でも、自分の漕ぎについて考え、それを言語化しようと努力することで、良かったこともあります。自分の狙った漕ぎができると嬉しいし、上達もわかりやすくなりました。実は今、練習がすごく楽しいです。ゴールデンウィークに付きフォアで出場した朝日レガッタは最下位で、クルーの実力不足、練習不足を感じたすごく悔しい大会でした。しかし、自分としてもクルーとしてもまだまだ強くなれるような気がしています。何より、ここで終わるわけにはいきません。山紫は今、下剋上に燃えています。次は東大戦、絶対に勝ちたいです。もっともっと強くなります!
最後に、いつも全力で伴チャしてくださる香川さん、クルサポのかなさんともりか、ありがとうございます。東大戦に向けて練習回数が増え、スタッフの皆さんには面倒をかけますが、よろしくお願いします。