新三回生漕手の中山です。
最近は暖かくなってきたなあ、と思えば急に寒くなったり、寒いのに花粉が飛びまくったり、花粉症の僕には非常に過ごしにくい季節です。
突然ですが、“新三回生”という言葉、重みがありませんか!?
よく同期の田村とかに、「俺らもう、三回生やで。やばくね!?」とかいう何がやばいのかよく分からないんですが、「やばい、やばい」と言っています。
もうボート部に入って、2年間が経とうとしているわけです。
早すぎませんか!?もう2年ですか!
日々、練習しているときは、セーヌに着くまでが長く、きつく感じていますが、練習が終わるとそれは嘘のように、みんな爽やかな顔をして、「今日の練習しんどかったー」とか「もう足やばい」とか言ってるわけです。そして、昨日のしんどかった練習のことは、今日には楽しかった思い出のように記憶に残っています。これは結構不思議な感覚で、人は楽しいことしか記憶に残さないんじゃね?って思っています。楽しい時間は一瞬ですぎます。小学生の時に、ゲームなんかしていると一瞬で1時間がたち、後10分したら絶対に勉強しよう!と決意しまくった人は多いと思います。そのまま、結局その決意を3、4回してやっと決意は実行に移されます笑
大学生活に延長は効きません。さっきのゲームのように、物足りないから後1年、とはそう簡単に行きません。大学院に行く人とかは、それが叶うかもしれませんがほとんどの人にはかなわないことです。
僕たち新三回生のほとんどの人のボート部生活は後1年半です。これは、僕たちが初めて経験した試合である一回生の時の秋季選手権から今までの期間とおんなじ期間です。気づけば、もうボート部生活も折り返しをとうにすぎていたんですよ!やばくないですか!?こうして時間の流れを意識してみると、僕たちは、僕たちが一回生の時の三回生のようなボート選手になれているのだろうか?と思います。それは、誰にもわかりません。自分の先輩はずっと先輩であり憧れてボート部に入ったわけであり、一生追いつけないんじゃないか?とさえ思うこともあると思います。
↑新歓ボートレースエキシビションより。
でも、今年の新歓パンフレットにも書いてありましたが、毎日練習する中で、良くなったり、悪くなったり、たまに大きな成長があったり、ものすごい不調に落ち込んでしまったり、とか色々なことが起こります。でも、秋季選手権の時と比べると、明らかに大きな成長を遂げています。後一年半、自分がどこまで成長できるのか、非常に楽しみです。ボート部に入ってよかった、と本気で思える理由の一つが、この成長していくワクワク感です。
最後になりましたが、新入生の皆さん、ぜひ一度、ボート部のイベントに来てみてください。
そこで部員の顔を見てみてください。きっとみんな、輝いているはずです。
君も、僕たちと一緒に、ワクワク感を味わいませんか!
京都大学ボート部は、新入生の皆さんがボート部に来てくださることを、本当に心からお待ちしております。
新3回生漕手 中山瑛葵