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モチベと感謝

ラストブログになりました、4回漕手の宮崎です。

部活は小4?小5?の陸上部からはじまり、長いことやってきました。とうとう部活人生もおわりを迎えかけていると考えるとしみじみします。

さて、藤田も動機について書いていましたが僕も同じ感じでいきます。前半はちょっとマイナス感漂う感じになるかもですが、後半は後輩のためになるかも?なことを書くのでお付き合いください。

部活を続ける動機は色々あると思います。勝つため、その競技が好き。ここらへんは素晴らしい動機です。憧れますね。しかし、なかなか上手く行かず、練習続けて実力は伸びるも周りに劣る…なんなら伸びない。苦しいこともたくさんあります。こんなとき、競技が嫌いになったり、勝てる未来が見えなくなったりするときもあるでしょう。そんなときそんな立派な動機では頑張れない。周りに「なんでそんなしんどいことしてんの?」と言われると自分でも何でやろ…?って内心思いながら表面的に楽しいからとか言ってみちゃったり。(僕は基本なんでやろ?って返してました)

周りの人はすごい前向きにやっていて、練習がしんどいものでも楽しそうにやっているように見えたり。(ほんまに楽しんでしんどい思いしている人もいるし、そういう人は強いんですが。なんでも楽しめる人は強いです。)

そんなプラス!という感じのモチベーションでやってこれなかった僕を繋ぎ止めていたものは大きく二つあります。

まず、「一度始めたらやめたくない」という思いでした。なんか入ってしまった部活をやめるというのはプライド?が…。こういう人は多いんではないでしょうか?部活は結果出せればもちろん最高ですが、やりとげることに必ず意味はあるので、結果が全てとか言ってる人は勝手に言っておいてください。今年の甲子園、レギュラーになれずベンチで応援している部員の姿が話題になりました。Xで三年間部活やってきてこれとかナンタカラカンタラみたいな発言が炎上していましたが、なんでそんなこと言えるのか!その人のやってきたことを少なくとも他人がとやかく言うのはないと思います。

まあ、こんなこと言ってますが、過程が大事とかそういうことを言いたいわけでもないです。僕はただ途中でやめるのは嫌だったというだけです。

二つ目は単純にせっかくできた仲間との縁がなくなるのが嫌だったからです。お陰で良い仲間が得られました。一緒に合宿生活をすることで本音で話せた分、仲良くなりました。将来大人になってからも飲みに誘ったら来てくれそう!とか想像するだけで楽しいです。同期!誘ったら来てね、誘ってね、よろしく。

こんな感じの内容が僕の中の根底のモチベーションです。ここからはしんどいときどうしてたとかマイナスをプラス方向に向かわせたいときに僕がしていたことを書いて終わりたいと思います。

①練習を継続する

まだ軽くしんどいな…ぐらいの時の対処法ですね。練習、特に成長のわかるメニューをなにがなんでも継続することです。エルゴのメニューがしばらく毎週同じものをするのでわかりやすいです。毎週ベストを更新するつもりでやる。継続していれば更新が続く時が来ます。うれしいです。なんなら早く次のエルゴメニューしたくなりますね。自分の成長を感じられるときほど楽しいときはないです。

②遊ぶ

気晴らしに遊びましょう。多少体力的に無理してでも遊ぶぞ!って2回生の秋頃は思ってました。体力削るのは違うかもしれませんが、せっかく周りに同期がいるのですから、ドライブとかいっちゃいましょう。夜景見に行くのおすすめです。めちゃくちゃ感動しました。

③モーションビデオ見る

モーションビデオあまり見ない人!やっぱりみた方がいいです。自分の漕ぎが成長している感じがしないし、あまりうまくもないし、と思って自分のビデオを見れない時もあると思います。いやいや、うまくないということは伸び代があります。ちょっと何か一つだけ狙いを頭に入れてそれだけ意識すれば絶対漕ぎが変化します。まず、モーションビデオ見て、至らぬところを甘んじて受け入れる。こうしたいなという漕ぎ(イメージビデオ等)にすべきことを羅列する。優先順位決めて一つ一つ狙っていく。そうすればモーションビデオをみたとき何かは良くなっててうれしくて何回もビデオを見ちゃいます。そうすれば別のここ直したい!という気持ちが高まってきて、なんで自分はこうならんのやろと思っていろいろ考えているとエッセンの手が止まってビデオばっかりみることになります。井手や古郷のように。こういう感覚で漕いだら良くなるのでは!?と思い付いてしまうと次の乗艇が待ち遠しくなります。

④誰かのために頑張る。(嘘でも)

誰かへの恩返しに!と考えているとその瞬間はもうひと頑張りできます。嘘でもというのは僕自身がどうしても自分主体の理由で頑張る人だからです。悲しいことに…(いや、人間そんなものなはず)。しかし、やっぱり誰かのために、というのはすごく力になる考え方です。おすすめはクルサポのためにですね。部のために頑張ってくれているスタッフが自分達クルーのためだけにビデオを撮ってくれたり、応援してくれる。これは分かりやすく本当にありがたいことです。恩返ししたくなる対象第一位です。この考え方をするのにはこつがあって、大会で勝ったり、なんか結果が出たときに周りの人が笑顔になっている姿を思い描くことです。そこにいる自分、クルー、コーチ、クルサポ、他の部員笑ってます。最高。

自分主体の僕にもありがたい機会がありました。それは3回生の全日。M4+でA決勝進出を決めた後、みんな笑顔でした。幸せでした。そのとき人のために頑張ることの良さに気づきました。そのエルゴメニューのしんどい時、2000mエルゴのラストスパート、ふと誰かを思い浮かべてください。頑張れます。そういう意味でもクルサポは必ずお願いしましょう。

ながながとお付き合いありがとうございました。最後に、

京大ボート部の部員は全員いいやつで、OBOGさんの寄付や、練習環境にも恵まれています。しんどい時は同期に愚痴を聞いてもらえばいいし、一人で抱え込まず、みんなに盛り上げてもらえば頑張れるので、どんどん周りに頼っていってね。僕も周りに助けられてやってこれました。恩返しは新人コーチあたりでします。引退後も同期、後輩の方々もう少しお世話になります。

写真画質悪くてすいません...

 

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