みなさま、平素より大変お世話になっております。
2回生スタッフの寺田です。
前回のブログから今日まで新歓、西日本、朝日レ、全日、東大戦など様々な転換点があり、自分の考え方の変化や部活に対する向き合い方などについて書きたいな〜と思っていたのですが、どうしても上手く言語化できず、伝えたいことが伝わらない気がしたのでもう少し寝かせます。
ということで、今回は大学生になってからの僕の旅記録を載せていこうと思います。他のキラキラ大学生と違って友達が少ないので、あちこち行っているわけではありませんが、(生)暖かい目で見てやってください。
※筆者の誕生日は2004/04/13です※
①大原と宇治
去年の創立記念日、紫陽花を見に大原三千院と宇治の三室戸寺へ足を運びました。
三千院は僻地も僻地。市バス?に長時間揺られながら到着。ひっそりとした雰囲気と、生まれ故郷を思い出す優しい空気感にノスタルジーを感じながら、いざ参拝。綺麗な紫陽花に癒されながら、はてこの道の先にあるのは何だろうと歩いていくと趣のある滝に遭遇。マイナスイオンを浴びまくり、心も体もリフレッシュ。靴とズボンはどっろどろ。
いい感じのところで帰ろうかと思いましたが、このまま帰るのは勿体無いと全神経が僕を呼び止めたので、京都市を突っ切って宇治まで下り三室戸寺へ。たくさんの紫陽花が咲き誇り、キレイはキレイだったのですが、何となく物足りない感じがしたので、歩いて平等院まで行きました。と言っても平等院を参拝したわけではなく、宇治川沿いをのほほーんと歩いていました。観光用に整備されすぎたものを見るより、人の手とありのままが調和した風景が好きです。



②宮崎
こちらは旅行のためにではなく、免許合宿のために行きました。現地で観光はできませんでしたが、青黒と一緒にいたので退屈しませんでした。1日休みがあったので教習所近くの焼酎ミュージアムに行こうと思っていたら台風で外出禁止。知らない土地で暴風雨の夜間教習や急ブレーキ講習はいい思い出です。延泊せずに免許をとり終えましたが、このまま帰るのは惜しい!せめて食だけは楽しもう!と思い、牛カツ、トマトラーメンなどご当地っぽいものをいただきました。余談ですが、行き帰りのフェリーがワクワクして本当に楽しかったです。

③フランス
ILASセミナーの一環でフランスへ行きました。と言ってもパリではなく南の方。地中海に面したモンペリエという都市です。夏の地中海ですって?ええそうです。唇がパリッパリになりました。
お金はかかるのですが、飛行機もホテルも全部大学が用意してくれていたのでとっても楽でした。(お前、単位お金で買ったんか?と言われまくったのは別の話。)
初めて訪れる外国に胸を躍らせながら飛行機を降りると圧巻のパリ・シャルルド・ゴール空港がお出迎え。
朝市、ローマ時代の水道橋、ちょっと小さな凱旋門、夜のオシャレなレストラン、葡萄畑、チーズ貯蔵庫、牧場など色々な所を訪れました。穏やかな気候の南仏は。全体的に牧歌的で、時間がゆっくり流れているような気がしました。ワインの勉強をしに行ったので、結構飲む機会があったのですが、ここでお酒の魅力に気づきました。それまでお酒は「少し高いジュース」という認識でしたが、作る人はもちろん、畑、気候、土地柄etc…といった、人力ではどうしようもない要素が少し変わるだけで全く異なった味わいになるワインに面白みを感じました。飲むより勉強する方が好きな、少し変わったお酒好きになりました。




④仙台と平泉
2/23〜25の2泊3日で東北へ行きました。朝エッセンを作ってから旅立ち、翌26日には監視配置がありました。イカレてますね。でもどうしても行きたかったんです。最低限の荷物と着替えだけを持って出発。金に糸目は付けず、贅沢に新幹線で移動。東京で東北新幹線に乗り換え、駅弁を食べながら車窓を眺め、気づいたら到着。滋賀とは別次元の、つんざくような寒さに震えながらも、期待を膨らませて仙台の街中へ。

初日は時間がなかったので市内のメジャーな観光スポットへ。瑞鳳殿、仙台城、東北大学(観光地!?)、博物館等々。駅構内の牛タンストリート的なところで夕食。贅沢に一番お高いセット(麦飯←めちゃうま!、テールスープ、ビーフシチュー、厚切り牛タン、宮崎牛のつくね、ソーセージetc)と伊達ハイボールでキまりました。このハイボール(というかウイスキーー?)、軽やかな飲み口、くどくないけど芳醇な熟成樽の香り、モルトとグレーンの調和など本当に革命的なおいしさでした。現地のお酒と現地の食事の組み合わせは最強だなと改めて実感しました。宮城峡蒸溜所へ向かうのが楽しみになりました。

2日目は平泉へ。さらに北へ向かいますから、そりゃあもう寒いのなんのって。道も凍っていましたので、スニーカーで来たことを後悔しました。にも関わらず歩くのが好きな僕はできる限り公共交通機関を使わず、歩けるところは歩きます。平泉駅ー無量光院跡ー義経堂ー中尊寺ー毛越寺ー平泉駅を踏破。義経堂には『夏草や』の歌碑があり、そこから北上川を眺めているとしみじみした気持ちになりました。中尊寺はみなさまご存知の金色堂です。外見はそこまでパッとしなかったんですが、中に入ると荘厳な雰囲気に圧倒されました。
電車の本数が少ないので滞在時間もそこそこに仙台へトンボ帰り。またしても牛タンストリート的なところで、はらこ飯・うーめん・牛タンの痛風欲張り3点セットを食して、街中で餃子を調達しホテルでいただきました。



3日目は宮城峡蒸溜所と松島(※山形との県境〜太平洋)へ。作並駅という聞いたこともない辺鄙な駅で下車。新川と広瀬川の間を、大きな氷柱を眺めながら歩き、芳醇なモルトの香りが漂うレンガ造りの蒸溜所へ。事前予約をすっかり忘れており、工場見学はできないな〜と思っていたのですが、なんと当日の飛び入り参加OK!竹鶴政孝の思想をこれでもかというほど教え込まれ、最後に見たポットスチルは圧巻でした。ウイスキーとアップルワインの試飲もできて大満足。戦利品は以下の通り。

後ろ髪を引かれる思いで作並を後にし、急いで松島へ。芭蕉が抱いていたであろう風情なんてカケラも持たずに日本三景の一つへ到着しました。ですがまあなんせ時間がないのなんのって。とりあえず松島観光クルーズ船に乗って島々の間を遊覧。少しホッとできました。湾を高台から見下ろすと面白いよ〜と教えてもらったのですが、帰りの新幹線と相談して断念。いやはや、残念無念。




⑤比叡山と宇治
朝日レ頑張ったご褒美を自分にあげようと、クルサポ終わりに1人出発。京阪の終点からケーブルカーに乗り、比叡山延暦寺!!ではなくガーデンミュージアム比叡という植物園的なところへ。印象派の絵画と組み合わせられた花々が咲き乱れる庭園でリフレッシュ。高地なので程よい涼しさ。良きかな。以前訪れた時はショップでハーバリウムを購入しており、2代目を手に入れようと思いましたがピンとくるものがなく断念。
ロープウェイとケーブルカーで山を下り、京都側へ。密かに愛している八瀬に到着。ずっと行きたかった瑠璃光院へ足を運び、緑のもみじを堪能しました。人が多くて残念でしたが。
そこからまたしても京都市内を突っ切り宇治へ。新茶の香りが満ち満ちた初夏の宇治が大好きで、毎年この時期に訪れています。実は①の前にも、一回宇治に行っています。お気に入りのお茶屋さんで寛ぎ、母の日ギフトを購入して帰路へ。




⑥天橋立と伊根
青黒とレンタカーで天橋立へ行きました。1人で行く旅路は基本的に本を読んだり景色を眺めたりしますが、人といるとお話しできていいですね。どちらにも違った良さがあります。2時間半のドライブのすえに到着。ですが、なぜか周辺の飲食店が全く開いておらず途方に暮れました。仕方なく空腹のまま股覗きの所へ向かい、レストランでお食事。おいしい海鮮丼にありつけて満足。お酒が欲しくなりましたが、グイッといくのをグッと我慢。
その後2人をうまい具合に焚き付け、ずっと行きたかった伊根へ。並び立つ舟屋の間をクルーズする陽気なおっちゃんとランデブー。帰宅。





(⑦北海道)
この夏、インカレ終わりに1週間ほど北海道に行こうと計画しています。ホテルの高騰もあり、なんとか費用を抑えようと苦心しているところです。宮城峡蒸溜所に続き、余市蒸溜所を訪れることが今回の主目的。サブはフェリー旅です。またいつか報告します。
本当は海外にひとり旅をしたかったのですが、親に反対されました。誰か一緒にいきましょう。
他にも国内だと、伊豆・甲信(越)・広島・出雲(サンライズ出雲で行きたい!)、海外だとトンガ・ニューカレドニア・トルコ・スカンディナビア半島・バルト三国・セントヘレナ島に行きたいです。伊豆は次の春に行くつもりです。
長々と失礼いたしました。
ここまでお読みくださった皆様、本当にありがとうございます。
芳ばしいブログがお好きな皆様、もうしばらくお待ちください。