こんにちは。
第69回目の東大戦が終わり、丸1日が経ちました。
授業のレポートをしたり、台所に立ってパスタを茹でたり、いつもはしないようなことをして束の間のオフを過ごしています。何かをしていないとモヤモヤする、そんな感じでしょうか。
紹介が遅れました。2回生漕手、廣瀬駿です。
東大戦翌日にブログ当番、正直とても難しいですが、せっかくの機会を与えられたと思って書かせて頂きます。長丁場になる上、感情論にひた走るのでお見苦しいですがご容赦ください。
まずはやはり、先日の東大戦の結果からお伝えしようと思います。
男子対校8+ 3200m 敗北 32秒差
男子対校4+ 3200m 敗北 25秒差
医学部の対校4+ 1000mを含めて、第69回の東大戦において、京大は開催された全ての対校種目で東大に敗北を喫しました。
なぜここまで差がついたのか、どこがいけなかったのか、理由は情けないくらい膨大にあると思うので、今度2回生全体で話し合いたいし、レース直後は優しい言葉を掛けて下さった先輩方やOBOGの方からも厳しい指摘を是非頂きたい……のですが、
とりあえず今私が感じていることを、自分たち4+の事を中心に、あと2回生全体に共通してるかなーってことを述べたいと思います。
私は、今回負けた原因の1つ(2つ)に、全体的に自分たちには想像力と行動力が足りていないことを感じています。
簡単に具体例を上げると、
クルーを組んで1ヶ月半、練習の際、常に東大が見えていなかった。意識できていなかった。(想像力) 特に自分は、最初は勝利よりも、二次選考で8+に乗ることを目標に練習していた。
先輩方のクルーとだけではなく、瀬田川で練習する他大学のクルーと並べを自主的、積極的に行わなかった。(行動力)
放水量、時間帯による風の向き、強さ、静水or荒波の変化を見越した練習が出来ていなかった。250t、静水で出来た理想の漕ぎに満足しそれを本番出せると信じていた。(想像力)
与えられた練習メニューを日々耐え忍べば強くなると思っていた。メニューを受動的にこなしていた。(想像力、行動力)
本番、相手に出られた時、どういう精神状態になるのか、それを踏まえて練習出来なかった。(想像力)
東大クルーは自分たちでメニューを設定して練習していたそうです。コーチが綿密に計画して下さるのとどちらがベターかは分からないですが、メニューをこなし、与えられた領域から出れないよりは、はるかに能動的で質が高いと思います。
多分やけど乗艇前MTGになって初めてその日の練習メニューを知るって事があった人もいるんじゃないでしょうか。
東大戦と少し話はズレますが、2回生同士の会話の中でよく「この学年は引っ張っていくやつがいない」と嘆かれる、それも全体としての行動力の無さの現れに思います。自分が引っ張ろうと思えない、動けない。
そんな所でしょうか。もっとあると思います。
「ここ変えよおぉぉ」
これは、パンフレットの合宿点描でぞんざいな扱いをしたのをちょっと最近申し訳なく思っている、2回生岡崎の言葉です。
この東大戦を経て、2回生のほとんどがこのままじゃいけない、変わらなければいけないと思っていると思います。
じゃあ、ここ変えよう、といってもどこをどう変えればいいのか。
正直分かりません。
でもきっと、レース後の懇親会が終わってスタッフや先輩方、1回生が片付けをしている中、船台に寝っ転がって談笑しているようでは、この期に及んで今後の自分たちの練習について指示待ちしているようでは、何も変わらず、また今後大会毎に後悔し続けることになるだろうな、とは思います。
「ここ変えよう」と思った瞬間から、何か少しでも動く働く。エルゴ引く。船乗る。
もう正直なんでもいいから皆であほみたいに強くなって今度は戸田で見返してやりましょう。あと新歓成功させましょう。
私はまず、こんなカッコつけたことを言っても、冷笑されないほどの実力をつけたいと思います。
最後になりますが、今回の東大戦開催に関わって下さった、OBOG保護者の皆様、コーチ、スタッフ、先輩方、1回生、そして東大端艇部の皆様に心よりお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
2回生漕手 廣瀬駿
p.s.出来れば対校8+の誰かにも熱めのブログ書いてほしい…