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同じ艇に乗りたい

こんにちは。2回生スタッフの阪上由夏です。
関西選手権後に転向しました。
京都レガッタから書き始めたのですが、今日になっております😢

最近は、サポートっぽい活動をすることが多いです。
例えば大学の授業では国語科の教職課程を取っていますし、部活ではマネージャーを、また高校時代の部活のご縁でディベートの大会運営も行っています。
いずれも周りは私より優れた人ばかりで、私じゃなかったらもっと良いパフォーマンスが出ることもあるのだろうなと思っていますが、どの活動も楽しいときは必ずあります。

楽しそうでしょ
ポーズが揃わない

 

残念!

 

教えるということも、マネージャーも(あんまりマネージャーって書くことないからおもろい)、大会運営もそれぞれ相手のいる活動で独りよがりにはできないことです。相手のいる活動である以上、相手のことを考えて動くべきですが、私にはそれがあんまりできていませんでした。今もあまりできません。

ディベートの大会運営は、責任のある仕事です。私が仕事もせずにいなくなったら中高生の部活に支障が出るし、顧問の先生方にも迷惑がかかるし、かつて中高生として活躍され現在はスタッフ・ジャッジとして大会運営にご協力くださる各地域のOBOGの皆様にもご迷惑がかかります。ディベートは数ある競技の中でもかなりマイナーな方ですから、その一地域の一大会でも責任に疲れることがあることを思うと、いつも大会主担当/補佐をしてくれているボート部のスタッフ(上述のマネージャーと同義)や学連の皆さんはどんなにか大変なことかと思います。

一方で、その責任感とは裏腹に、自分が抱える不安だとか肩書きに対する競技理解の不足といった不釣り合いさに囚われて、選手に十分気を回せなかった半年間でした。転向してから、こんな感じのことを部活でも思っています。

選手への愛着や部への所属意識は強い一方で、漕手との話し方がわからない不安、「転向」という割には漕手としての競技理解が非常に低い水準に留まることに気を取られていました。それなりに仕事はしましたが、目の前の選手に向き合えなかった半年間だと思います。こう思ったきっかけは冒頭に書いた京都レガッタです。

京都レガッタでは多くのクルーが好成績を残し、個人的にも、定点から応援したクルーが自分の声援でレートを上げた気がしたり、そのクルーがそこから追い上げて1位のままゴールしたりと楽しい思い出がたくさんできました。京大クルーのボートホルダーも複数務めることができて嬉しかったです。駿の優勝も本当に嬉しかった。大会直後は、その気持ちだけで多くの選手に接してしまい、無神経な部分があったと思います。

大会は、ディベートでもボートでもなんでも必ず勝ち負けがあって、どのクルーも絶対に100%満足してることはほとんどないです。当たり前のことだし、何度も多くの先達が書いてきました。理解してなかったわけじゃないけど、不十分だったと思うし、これは他にいいところがあっても減じられる話ではありません。

選手が満足できなかったとしても、せめて満足できなかった原因に納得してもらえるよう頑張ることが今の私にできることです。なのに、目の前にあるやるべきことに全然精を出せていなかったと気付かされました。

 

私がディベートでもボートでも選手をしていないのはリソースの問題もありますが、一つに選手として努力を評価されることへの恐怖があります。その意味で、自分が選手をしていないことについては若干否定的な気持ちがありました。そもそも、どの役割にも「自分の限界を周りから評価される」という恐怖は生じるわけだから、いろんなところで「選手」という肩書から外れたからって、その恐怖から逃げられてるのは甘えてるからだよなって自己嫌悪もありました。その葛藤に「できることをやる」という向き合い方をくれたのが京都レです。教職もボートもディベートも、どんなことにも意味を出すにはできることを最大限やる姿勢が必要で、怠惰とか屁理屈でやることを選ぶべきではありませんでした。とか言って、今日の授業は休んでしまっていますが😱What are you doing❣️

もうすぐ私は3回生で、1つ上の学年は4回生になります。ついこの間まで新人でいた自分のたった1つ上の方が最上回生になってしまうだなんてまだ信じられません。もっとずっと一緒にいたいし、同期とあと1年ちょっとしかいられないのも本当に嫌です。次の代替わりまでのこんなわずかな期間に冬季とインカレまでの全大会が含まれていて、みんな忙しすぎて倒れちゃうんじゃないかと思います。体が資本!ってスタンプいっぱい押したいです。

私は、私にはできないことを、私には絶対にできない水準で毎日やっている漕手のことが本当に大好きです。尊敬していて、感謝しています。毎朝合宿所のドアを開けた時「寒いなー」とか「眩しいな」とか思うと同時に、「こんなに素敵な選手の応援をさせてもらえて光栄だな」と毎日思います。

後期の朝練は暗いし、寒いし、寝なよ!ってくらい星が綺麗だし、気が滅入る人も多いですよね。そんな中頑張っている選手には、納得できるだけじゃない、満足する結果でいてほしいです。同一種目に2艇出てるけど全員金メダルになってほしい。こんな無責任な好意を生産性ある営みにつなげてくれるのがスタッフ業務です。

なので、これからしばらくは、といっても秋季までは今日で残り1週間ですが、クルサポと配置に精を出そうと思います。合宿所に来るぞ。それ以降も、いっぱいこられるだけ来るようにするね。どの活動も頑張るぞ💪

秋季比良クルー写真のオフショット☺️まじで全員いい笑顔でしょ☺️📷

 

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