こんばんは、二回生舵手の近藤啓太です。
年明けから立て続けに体調不良に見舞われ災難な年明けを現在進行形で迎えています。漕手の皆さんの分まで一身に引き受けていると思い込むことで不調に負けずに元気になろうと思います。
さて、本題です。たださみしがるだけのブログなので悪しからずご容赦ください。
(意見には個人差があります)
先日日本ボート協会から衝撃的な発表がありました。
2019年度からの男子舵手付きペアの廃止です。
今年のインカレで自分が乗っていたこと、全日本選手権でもワクワクするレースを2+で見れたことなどもあって個人的にはかなりショックでした。
廃止の理由としては「FISAの正式種目から削除されたこと。エントリー数が少ないこと。男女間のバランス是正。 」が挙げられていました。協会の方からすると、至極正論であり、そのように突き付けられてしまうとこちらも反論しようがなく今回の廃止を素直に受け入れるしかありませんが、物寂しい気持ちです。
FISAの正式種目から削除されたこと、については日本のボートを世界基準にしていこうということなのだと思います。ですが、全部を世界に合わせていけばいいというものなのでしょうか。数年前の表彰台廃止もそのような理由だったかと記憶しています。この時も、あの表彰台の一番高いところに立つ、ということを高校時代から目標にしていたため「そんな理由で?」と思ったものでした。今回の2+についても同じで、「世界がそうしているから」という、わかるようなわからないような理由で挑戦できる山が減ってしまったことを残念に思います。
エントリー数が少ないこと、については反論のしようもありません。が、新設された種目のなかにも2+と同じような出漕数になりそうなものがあるような感じがします。こればかりは蓋を開けてみないとわかりませんが・・・
最後の、男女間のバランス是正、については僕はよくわかりません。何のバランスなのか?どういった意図での是正なのか?ホームページには記載されていませんでした。説明会のような場で説明があったのかもしれません。この項目について何かご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけると幸いです。
こうした廃止理由以上にショックだったのは、廃止にする前年にいきなりその旨を通達するということです。来シーズンに向けて2+艇を新調した大学もあったそうです。廃止理由を詳細に聞いてみたら納得のいくものだった、という結末があったとしてもこの点は許容できないと感じます。東京オリンピックに向けてボート界が盛り上がっていこうとしている中で選手の協会に対する不信感をいたずらに煽り立てるものになってしまったと思います。今後こうした大きな変更点がある場合はもっと事前に通達するようにしてほしいですね・・・
(意見には個人差があります)
といろいろこぼしましたが、済んでしまったものをうじうじ言っていても艇速があがるわけではありません。新しくなったボート界の中で、新シーズンに向けて気持ちを切り替えてボート部一丸となっていきたいですね。
今年こそ、日本一、激アツにいきましょう。
近藤啓太
追伸:写真は秋季のレース後写楽を真っ二つに粉砕して喜んでいる古澤です、いい笑顔ですね。個人的には2018年撮った写真の中でも上位に入る出来です。
写楽も切り身に分けられるの知ってました?