ブログではお久しぶりです、2回生漕手の森川です。
9月にもブログを書いていたのですが、タグ付けまで全部やったのに公開状態になっていなかったことに先ほど気が付きました。(その時は廃墟巡りの話を書いていました。)
今から廃墟の話を再び書いてもいいのですが、せっかく先日成人式に行ってきたのでその話からブログを書き始めていこうと思います。
今年成人式に行くにあたり、新型コロナウイルスの流行を踏まえ、式自体もかなりの規模縮小や座席の位置を離すなど対策しており、私自身も地元の友人たちとの会食はせず、会話もそこそこに帰りました。
が、その短い滞在時間でも多くの気づきを得ることが出来たのでその一部を書いていきます。
私が得た最も大きな気づきが、大学に行くのは普通ではないということです。
私は中学校から地元の学校を離れていたので、成人式にはおよそ8年ぶりに出会う友人が多くいました。
久しぶりに会う旧友たちの中には、当然今働いていたり来年から働きだしたりする人が一定数います。
しかし、私は中高一貫校出身でかつての同期は全員進学しており、かつ、普段接している人のほとんどが大学生であるため、今も何かしらの学校にいっているものだと思っていたので勝手に衝撃を受けました。
ここで正確な統計を確認してみましょう。
文部科学省が出している2020年度の学校基本調査によれば、大学に進学する割合は約54.4%、短大や専門学校を含めると約83.4%で過去最高だそうです。
このデータをどう見るかは人それぞれだと思いますが、「自分と同じ年代のうち4割以上の人が来年度には働いている」という事実に私は驚きを隠せません。
決して少なくない数の人が一人前の大人として働き、社会に貢献している一方で、私は毎日淡々と授業・課題をこなし、ボートに汗を流しています。
自分が置かれている状況を再確認し、思うことが二つ。
一つ目が、自分の今の生活は当たり前のものではないということ、二つ目が、日々精進しなければならないということです。
一つ目について、私は家族など多くの人の支えによって京都大学という良い大学で学べる環境に身を置くことが出来、さらにOB・OGの方々やスタッフの支えがあってボートを漕ぐことも出来ています。
少し大げさに言うと、大学で学べているという幸せの上に、ボートを漕げるという幸せを重ね合わせている状態です。
成人式を通して、仕事をしている人もいる中で、自分は自由に学び部活もできるという恵まれた、当たり前でない環境にいるのだということを改めて自覚させられました。
二つ目について、最近は特に淡々と日々を過ごすことが多く、勉強もボートも頑張るというよりこなす、というような時間がかなりありました。
このままでは恵まれた環境の中で腐ってしまい、大学で得たことを活かせず、社会に出たときに活躍できなさそうです。
せっかくの幸せを精一杯謳歌して、自分の経験とし、人としてランクアップしていくために、小さな進歩を積み重ねていくことを心がけていこうと思わされました。
以上が成人式に行った感想でした。
少し硬い感じになりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後に成人式あるあるでも書いて、硬さをほぐしブログを閉めようと思います。
・女子が誰が誰だかマジで分からん
・袴着て成人式来てるやつは陽キャ
・目は合うけどすぐそらす
・「おう!」「おう!」「俺のこと覚えてる」「覚えてるで、変わらんな(笑)」以降の会話が続かん
P.S. そんなこんなで今年の目標は「日進月歩」ということになりました。
日々一歩ずつ、しかし、着実に勉強もボートも生活も成長していく森川を温かく見守っていただけると幸いです。