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「負けて得る物」<<「勝って得る物」

お久しぶりです。4回生漕手の森川拓洋です。

今年も新歓が無事終了し、気づけば全日本選手権も終わってしまいました。

4回生が部に残っていられるのもあと数か月。気を引き締めて漕いでいきたいところです。

新歓で久しぶりにモーターに乗ったときの1枚

さて、今回はボートの大会に出る中で、ふと思い出した恩師(高校時代の部活の顧問)の言葉を紹介しようと思います。

「負けて得る物よりも勝って得る物の方が大きい」

これは重要な公式戦を前に顧問の先生がおっしゃっていた言葉です。

入っていた部活は県内でもそれほど強くないところで、結構な回数負けの試合を重ねていて、少し格上の相手に挑んでは負けることが当たり前になっていました。

その当時は「負けて得る物もある」という言葉に縋り付いていて、負けたら次、負けても次の気持ちがあり、1試合にかける思いはそれほど強くありませんでした。

そんな時にかけていただいたこの言葉は、私に「勝ち」の意味や重要性を気づかせてくれました。

「何を当たり前のことを」と思われる方も多いと思いますが、私にとっては弱気な自分を奮い立たせてくれる好きな言葉です。

最近私はこの言葉を思い出して感じることがあります。

それは、「負けて得る物もある」を試合前から信じているのが「敗者」のマインドで、勝ちにこだわるのが「勝者」のマインドだということです。

負けたくて負ける人は絶対いませんが、負けてもいいやではなく本当に勝ちたくて勝ちに行ける人はそう多くないと思います。

ボートに限らずだと思いますが、勝つ負ける以前にまずは「勝ちに行く」ことの大切さを日々感じています。

引退まで数カ月。もう私が出られる大会は多くありませんが、積極的にチャレンジし勝ちに行きたいと思います。

全日本選手権レース後の1枚

P.S. このブログを書いていて思い出しましたが、私の高校の部活の大きなテーマが「チャレンジ精神」でした。これもかなり好きな言葉です。私はただの母校大好きマンなのかもしれません。


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