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部員インタビュー第?回

こんにちは、3回生漕手の奥田隆一です。
4月もあと数日で終わりますね。新歓も終盤に入り、京大ボート部の新歓イベントも残り少しとなってきました。これまでイベントに参加してくれた多くの新入生ありがとう。新入生の皆さんは部活やサークルを決めにかかる時期ではないでしょうか。候補は2~3団体に絞れてもそこから悩んでいる人も多いと思います。そんな人には是非京大ボート部の新歓ブログを読んでほしいです。
http://recruit.kyoto-univ-rowing.com/
部員インタビューの記事は自分と同じ境遇の先輩がどのような経緯で入部を決断したのか書かれているので、入部へのもうひと押しになると思います。京大ボート部の部員は院生含めて60人以上いて、一人一人入部した経緯は異なります。今回は僕が入部した経緯などを部員インタビュー風に書こうと思います。

ー中高6年間陸上をやっていましたが、大学でボート部に入ったのはなぜですか?
入学したときはボート部の存在自体知りませんでした。ガイダンスから帰るときに赤いTシャツを着た二人組に声をかけられ、「ボートも陸上の長距離も一緒」と言われました。よく分からないまま1回くらいボートに乗っていいかという軽い気持ちでボートレースの予約を取りました。実際にボートに乗ってみると、陸から見ているよりずっと速く感じて、ボート楽しいなあと思いました。本気で日本一を目指している先輩の姿がとてもかっこよくて、僕もそんな先輩のようになりたい、日本一になりたいと思うようになりました。

ー「ボートも陸上の長距離も一緒」と言われましたが、実際のところどうですか?
半分本当で、半分嘘です。ボートも陸上と同じようにタイムを競うスポーツです。ボートではスタートで先行して相手の背中を見ながらレースを進められると有利なので位置取りが重要です。ボートでは2000mという距離を漕ぐのでコンスタントに漕ぐことが大切で、ここまでは陸上とほぼ一緒です。しかし、ボートは「究極のチームスポーツ」と言われています。陸上は個人で戦うのに対して、ボートはクルー全員が艇に合わせて漕ぎます。他の人がどのようなことを考えているのか想像して漕ぐので、信頼できる仲間がいないとボートは漕げません。

ーボート部の魅力を教えてください。
ボートという競技の特性もあると思いますが、信頼できる最高の仲間がいることです。ボート部に入って2年が経ちますが、楽しいことばかりではなく、ベストが出なくて苦しい時期もありました。そんなときには優しく見守ってくれて、励ましてくれました。一緒に過ごす時間が長いからこそ、楽しい時間も苦しい時間も共に共有でき、友達以上の関係ができます。

ー入部するにあたって不安なことはありましたか?
僕は泳げないので水上スポーツしても大丈夫なのか不安でした。仮にボートが転覆してもボート自体に浮力があるので、ボートに捕まっておけば溺れる心配はありません。スタッフがモーターで監視してくれているので安心して漕げます。

ー今の目標は何ですか?
入部当初から変わらずに「インカレ優勝」です。昨年は男子舵手なしペアで京大が日本一になりました。大学から始めて日本一になれることが証明されたので、後は僕が努力するだけです。中高では結果を残せなかったので、大学では絶対に大きな結果を残してみせます。

ー新入生へ一言
自分が欲しいものを得るにはそれに見合った代償が必要です。部活やサークルで一生の思い出を作りたいなら、大学4年間の貴重な時間を犠牲にしなければなりません。ボート部に入ることも犠牲を払わなければなりませんが、「最高の仲間と、最高の瞬間を。」得られることは確実に言えます。

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