みなさんこんにちは!1回生COXの田中優莉奈です。秋らしい雰囲気になり、入学してから半年、季節が2つ進んだことに驚きです。受験生時代は1日がそれはそれは長く、時が進まないために一年が長く感じました。しかし、今は毎日が充実した濃い生活を送っており、内容がこれまで過ごしてきた一年にすでに収まりきらないことで大学生になってまだ半年しか経っていないことに違和感を覚えるような気もする不思議な感覚です。
初ブログということでベタですが、自己紹介と入部理由など、そしてデビュー戦となった京都レガッタの感想でも書こうかなと思います。拙い文章ですが温かく見守っていただけると嬉しいです。
まず学部は理学部理学科です。一応理学部の1回生は女子が40名ほどはいるのですが、「珍しいね」と必ず言われます。普段はそれほど感じませんが、授業中などふとした時に確かに女子率の低さを感じます。しかし、特に困ることはありません。もしこのブログを読んでくださってる方々の中に京大理学部を考えている女子がいるかもしれないのでなんとかなってるよって書いておきます。私は目に見えるところから入る科学が好きなので今のところ系登録は地球物理学が第一希望で気象学を学びたいなあと考えています。学部の友人と前期は気象の自主ゼミを行っており、このまま後期もゆるっと続けていきたいなあと思っています。興味を失わないようにしたいという狙いもありますが、勉強の仲間といる時間を作ることで刺激を受けてOFFの日に「ちょっと勉強しよ」という気持ちになれるからです。しかし、現在メンバーの時間割が多様過ぎてコマを合わせられず、、。なんとかして後期再開したいものです。
出身は埼玉県で母校は県立大宮高校です。新歓で自己紹介をする際に改めて埼玉に何があるのかを考えてみましたが、分かりませんでした。琵琶周テストの個人問題で地元のいいところ的な問題が出題された際、事前告知問題でありながら本当に浮かばず苦労しました。本当に何もない、とかネタにはしますが、便利でちょうど良く栄えていて住むにはとてもいいところなので私は埼玉が好きです。また、ボート界隈だと戸田があるということでみんな行ったことがあって、あるいは「行きたい」と言ってくれるので少し嬉しく、またなんだか誇らしい気持ちになります。出身地に有名なものがあって話が盛り上がる人は毎度こんな気持ちを味わっているのだとしたら少し羨ましいですね。地元のことを考えていたら埼玉県民で良かったことが一つ思いついたのでここで紹介します。それは海と雪で幸せになれること。埼玉県民は海や雪を見るだけで幸せになれます。京大周辺はあまり雪が降らないようですが、それでも寒い京都なら地元よりは降るだろうと楽しみにしています。海は京大からだとあってないようなものですが、琵琶湖はほぼ海だと思っているのでそれで満足です。
中学校では幼い頃から習い事でやっていたクラシックバレエを続けながら卓球部に所属しました。卓球も面白くてかなりのめり込んで練習していて高校でも卓球を続ける気で入学当初はいましたが、高校ではボート部に入り、漕手として日々汗を流す生活になりました。なぜ入ったかと振り返ると高校から新しく何かに挑戦することに魅力を感じたことこと、近所の高校にはないレアな部活であったこと、水が好きなこと、戸田に惹かれたこととかだったような気がします。思いがけず飛び込んだボートの世界は想像以上にしんどくて過酷なものでしたが、気がつけば面白さに魅了されてのめり込み、人生の一部となりました。また、他校、他団体との戸田での素敵な出会いを経験し、人も含めて戸田という場所が私の高校生活の象徴となりました。ここまでの話だとボートを続けるのは自然な流れのように思えますが、すんなり京大ボート部に入ったわけでは全くなく、私は勧誘期間最長の1回生です。私は高校ボートにこの上なく満足していました。目標としていた全国大会には出場できなかったけど、クォードでの関東大会3位という成績は私たちの持てるすべてを尽くし、限界を突破してゴールしたレースで掴んだものでした。仲間と先生とコーチと高みを目指した熱い時間を超える、大学での競技生活が思い描けませんでした。しかし、引退から時間が経ち、再び闘志を燃やすかつての仲間の姿を目にし、「少しでも迷うなら行け」という助言のもとなんだかんだ京大ボート部に足を踏み入れてしまいました。やっぱりボートは楽しくて、好きで、他の団体の選択肢が出てきてもボート部の選択肢は一向に消えませんでした。特に先輩に誘っていただいた朝練見学での水上2000 ttの様子は私の中でボート部の存在を大きくしました。ここでやめたら後悔するのではないか、だけどもしかしたら続けることでボートが嫌いになるかもしれない、それならいっそ遠くから京大ボート部や続けている高校時代の仲間を応援するくらいで十分ではないか、、。そんなこんなでなかなか決心がつかず、入学前から新歓に参加していた私はボート部に新入生として名前が知られてから2ヶ月以上経っていました。4月後半他団体の新歓も落ち着いてきて時間に余裕ができました。そこで私は「大学生って何もしなかったらめっちゃ暇じゃね」って思いました。趣味はドラマ見ることくらいでまずお金はかからないし、ボートをやっていてもドラマを見る時間は作れます。暇になって初めて結局は生活に刺激が欲しかったんだと気づきました。そこからもさらに悩みましたが、女子漕手が何人か入ってクォードが作れそうだという話を聞いてかなり気持ちが傾き、最終的には「戸田で一着とろう」という先輩の言葉が刺さって今に至ります。長くなってしまったのでCOXとして競技を続けることに決めた経緯はまた機会があれば書くことにして今回はここらへんまでにします。
結論今の所京大ボート部に入ると決めた4月28日の私は間違っていなかったです。同期は面白い人ばかりでとても楽しいです。前期は物理学実験と基礎化学実験を勢いで取ってしまったがために忙しすぎましたが、なんとかなって振り返れば刺激的で充実した生活だったと感じます。少し不安だった合宿生活もさすがは大学生、結構快適に過ごせています。また、今は週の半分合宿所、もう半分が家と行った割合で生活しており、自分の時間も部活の仲間との時間も大切にできるちょうどいいバランスであると感じています。この点に関しては人に寄るようですが、私は日をあけて帰った家が汚いと嫌な気分になるので、合宿所行く前に家を一通りリセットしておこうという気になり、家を綺麗に保つことができています。
また、COXというポジションに誇りを持って日々励むことができています。タイムなど絶対的な成長の指標はありませんが、少し振り返ると前よりも艇の動きが感じられるようになっていたり、そこから最適だと導いたコマンドを自信を持って出せていたり、ステアリングに大幅に意識を割かなくても望ましい航路が取れるようになってきたように感じます。とても嬉しいですね。またCOXは艇全体に集中できる分クルーとしての成長が客観的にわかるポジションのように感じています。自分自身とクルーの成長を噛み締めながら毎モーション乗艇しています。一方で、できるようになってきたことが増えることで逆にできてないことにも目が向くようになり、自分の力の無さにたまに落ち込みます。藻があると分かっていながら気づいたら藻エリアに突っ込んでしまっていたり、SペアかBペアか、ストサイかバウサイか口が言うこと聞かなくて「ストサイローじゃなくてバウサイロー」とかフェイントをかけてしまったりします。それでも唯一前に進むポジションとして常にクルーとして進むべき方向を示せるように自信がたとえなくても乗艇中は自信があるフリをしてなるべくドライに反省は受け止めるようにしています。もっと訓練を積んで心の底からの自信を持ちたいです。
最後に先日舵手付きクォドルプル舞鶴で出場した京都レガッタの感想です。初めて前に進むレース、今までとはまるで違う景色でありながら自身の漕手としての経験値は強みであると認識することができました。真っ直ぐコースを進めないかもしれないとか緊張していましたが、始まってしまえばなんとかなって、というよりこれまで練習してきた自分がなんとかしてくれて航路に注意しながらもそれだけにならず、艇を感じてクルーにコールし、また他艇のCOXとの仕掛け合いをすることができました。初めてのCOXとしてのちゃんとしたレース(高一のナックル大会はCOXで出場したがそれは置いておいて)本当に楽しかったです。しかし、優勝できなかったのは悔しかったです。自分自身も課題がたくさん見つかったので秋季までに少しでも潰して、秋季で自信を持って真っ直ぐ舞鶴を引っ張れるように頑張りたいと思います。
まとまりのない文章になってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。高みを目指して精一杯頑張りますので応援していただけたら嬉しいです。後ろ向きに進んでいた漕手時代から今度は前向きに進み、あの時は見れなかった景色をこの京大ボート部で拝みたいです。