トマトは特に関係ありません。
東村です。
皆の真面目な文章を読みながら、自分は最近ボートに関係するブログを書いておらず、さすがにまずいなあと反省しました。新型コロナが流行してからというもの、ボートを漕げる回数はめっきり減り、今期からは週末の週2回だけになってしまいました。平日はフィジカルトレーニングしかできず、こういうときこそボートへのモチベーションが差を生むはずです。やる気に溢れた新入生を目にして刺激を受けたり、自らの実力(技術体力の両面)と向き合ったりしながらできることを探す毎日です。
ということで、今回は京都と石山を往復する中で見つけた珍しい漢字について書きたいと思います。まずは電車に乗るときの駅までの道で見つけたものです。
由緒正しい人形屋さんらしいです。
そこはねるパターンあるんですか?
続いて、自転車での道の途中に見つけたものです。
力ではなく刀を用いた脇。
ふりがなを振ってほしいのはそこではない(おそらく湖/国道(こくどう)と読まれないための措置ですがそういう問題ではない)。「湖国(ここく)」は滋賀県を意味する言葉らしいです。滋賀県民の間では普通に通じるのでしょうか? この横断幕は4月頃に張り替えられ、現在は変わっています。
再び採用されるあたり湖国へのこだわりを感じます。
「かざりかなぐ」と読み、装飾性を持った金具のことを指すらしいです。高級な箪笥や仏壇についているものをイメージしてもらえばわかりやすいと思います。近畿地方、特に滋賀県の地域ブランドという説明をしているサイトがありますが真偽は不明です。
余談:「錺」という漢字は金と芳を組み合わせた会意文字の国字らしいです。かんざしなどの装飾品のことも意味に含むそう。「錺磨(かしま)」という言葉を載せている字典がありましたが、一般名詞なのか固有名詞なのかもわかりませんでした。姫路の飾磨(しかま)は「餝磨」と書くこともあるらしいので、これらがどこかで混同されたのかもしれません。
参考[1]新字源 角川書店
[2]漢字源 学研プラス
[3]日本歴史地名大系 平凡社
石山との往復の回数が少ない今、一回一回の練習を大切にしなければなりません。道中も楽しく往復して、実りのある生活をしていきたいものです。