初めまして、こんちゃ、一回生漕手の井出貴洋です。
本当はもうブログに書くことは完成してたけど、京都レを通して、言いたいことがあるので、書き直しました。今回は真面目。ふざけなんていらねぇ。
先日、部活の向かう最中で同期の荒古と「好きなものがあることはいいことだね」って言う話をしてました。
あなたには好きって言えるものがありますか。僕だったらUVERworldが好き!って答えます。僕みたいにたった一つでもそう言えるならばとてもいいことだと思います。隠さずに、堂々と言ってもいいと思います。何を愛してもいいはずです。
きっとあなたの人生はキラキラキラキラ輝いていると思います。
ないことが悪いとは言わない。でも、もしもないのならばどうか好きだと思えるものを探してください。
ちょっとUVERworldの話をさせてください。
僕は彼らに中学3年の時に出会いました。偶然、一滴の影響だよ。
そして高校1年の時にVo.TAKUYA∞(以後∞と呼ばさせて下さい)の生き方を知りました。
毎日10km、食事制限、酒とタバコをやめ、喉の調子が悪くなると、カフェインを抜き始め、おまけに毎日ブログ更新。なんのためか。それは大好きな音楽のため、バンドのため、UVERworldのため。
「俺が10km走り続けられなくなった時、それはUVERworldでいられなくなったとき」
このことを初めて知ったとき、衝撃が走りました。大好きなもののためにここまで自分を犠牲にできる人がいるのか、あまりにもストイックすぎると。
気付けば惚れていました。
それからは考え方が変わり、自分も∞みたいになりたいと強く思うようになりました。
∞魂を大学で燃やし続けたい、少しでも∞みたいにカッコよく生きたい。そう思って部活に入りました。
入学当初はウインドサーフィンをやろうと思っていました。ボートなんてやるつもりは全くなかったです。でも、水上スポーツは全部まわっとこうと思い、ボートレースに参加したら、とても熱くて、もう∞に追いつくにはここしかないと確信しました。
ちょっと一言言わせて下さい。
「僕はボートが好きです!」
ハイ!今僕嘘つきました!
まだそういえません。
みんなは言い切れますか?
僕は太りにくい、筋肉の付きにくい体質で、パワーがあんまりありません。そして高校の時は京大一本に絞るために、また環境的にも部活はやっていませんでした、だから人より体力は劣っています。
その分もあってはっきり言ってエルゴは全然回りません。一般的に見ても、同期と比べても明らかです。認めざるを得ないです。エルゴは現実を突きつけてきます。だから、口にはしていないけど、とても劣等感を抱いています。とても気にしています。いつもヘラヘラしているようにみえるかもしれませんがとても辛いです。
もう何回ウインドサーフィンを始めた方があっていたんじゃないのか?と自分に言い聞かせたかわかりません。それでも、その感情を殺して5ヶ月間部活をしていきました。
僕は負けるのが嫌いです。この夏休みは、オフの日を極限まで削って、エルゴや乗艇に時間を費やしました。同期や先輩からは偉いねって言われることもありましたが自分の心の中では「いや、でもエルゴは全然回らないから偉くない。値札のつかない努力だ」って思い込み続けていました。悔しい気持ちが先行して、どうしても好きになれませんでした。楽しめませんでした。∞への気持ちは遠のくばかりでした。
「努力できたって楽しめるやつには勝てない」
∞の言葉を忘れて、練習に取り組んでいました。
この夏は毎日、UVERworldのPRAYING RUNという曲を聴き続けて、時には涙がでて来るほどです。
「迷いのない強い人だね。違うこの迷いをどうすればいいかわからず走って、汗を書けば楽になると思ったのに、それ以上に溢れてくる想いが水になって目から溢れてくる。」
「気持ちだけは進んでいくに、理想は遠く追いつけそうにない。暗闇を目隠ししたまま、ひたすら前に当てもなく。」
これはこの曲の一部です。今の自分と合致しているように思えます。だからこの曲はとても響いています。今一番好きな曲です。
「それでも走っている時だけは、夢に向かって進んでいるようで、時々目から水が溢れるけど、それも幸せだと思えているよ」
それでも、同期や先輩は全力を出したなら恥なんかじゃない。とか、まずはここ目指そう。とか、乗艇も上手くなったな。と言ってくれます。
そんな時になんか救われた気分になれます。見捨ててくれてはなかったんだと。
いつもありがとうございます。
そして、最近京都レガッタがありました。1000mのレースで新人のみならず上回生だったり大人の方々など様々な人が出る大会でした。
正直なところ勝ち目はないとわかっていました。それなのに勝ちますだとか使い古された手垢だらけの言葉を使うのはアホらしいと思っていました。
でも、相手に勝つにはまず自分に勝たなければいけないと思って、手を抜くことはしませんでした。結果は惨敗で同期が乗っている写楽にも及びませんでした。
でも、このレースは楽しかったです。レースアップやレースを通して、反省しかないですが、また一段階成長したのを確信しています。
試合の中では勝つことが全てかもしれません。でも、もっと広い、人生では勝ちが全てではないと思っています。負けることも大切で、そんな時に成長するんだと思います。それを感じたのが夏休みと京都レです。
今は何者でもない僕ですが、
欠点さえもそう天からの恵み
これもTAKUYA∞の言葉です。∞は歌に関して先天的な才能はなく、ファルセットやダミ声などのスキルは全て後から身につけたそうです。実際に歳を重ねるごとに歌が上手くなっていると僕も思います。それと同じで、僕もボートに関しては先天的な才能はないと感じていますでも、絶対強くなれると信じたいです。
成長を人よりも倍楽しんでいこうって思います。そして、楽しみにして下さい。
プラスもマイナスもその全てを受け入れ、楽しめた時に好きって言える日が来るのかもしれません。時間はかかるかもしれません。でも頑張りたいと思います。
最後に、PRAYING RUN 聴いて下さい。ライブverでお願いします。僕は2017年のさいたまスーパーアリーナで行なわれた男祭りのPRAYING RUNが好きです。
それじゃ、んなな!