皆さんこんにちは、新3回生の小西です。新3回生と聞くと大学の学部生活ももう折り返しであることを突きつけられます(折り返しであると信じたい)。僕は新歓に関することには、新歓2022という名前がついているし来年度に向けて準備をしたいという思いからできるだけこの表記を使ってきたので見慣れてはきましたが、それでも月日の流れは早いなあと感じる今日この頃です(ジャネーの法則…)。ということで今日は新歓について書こうと思います。面白いことは書けないし、自分が思っていることをひたすら書いていくだけですがお許しください。
なぜ新歓を頑張るのか?毎日のように、というか毎日、準備を進めて忙しい生活を送っていると嫌でも考えるようになります。部員がいないと組織として成り立たないからなど部としての理由はありますがそれはおいといて、自分は少し前から部への恩を返すためとか思ったりしています。今まで言うまでもなく先輩や監督・コーチ、OBOGさんなど京大ボート部に関わる様々な人にお世話になってきました。その一方で自分はかなりの頻度で無能を発揮する上に、部の役に立つような目立ったことをできていません。
もう1年以上前ですが、僕が初めて合宿所に自転車で行った時のこと。僕は合宿所の場所を知らなかったので、先輩に付いてきてもらいました。先輩はクロスバイクだったのに対し、自分はママチャリだったので坂を登る時にかなりしんどかったですが先輩は僕のペースに合わせてくれました。坂を登りきって、
「わざわざ僕のために時間かけてもらってすみません…」
と言うと、言われたのが以下のことです。
「いいんやで。俺が1回生の時はいっぱい失敗もしたし、たくさんにも迷惑かけた。だからこうやって後輩の面倒を見たり部のために動くことが俺ができる恩返しなんや。その代わり自分も先輩になったら後輩に優しくしてあげてな。」
一言一句正しいわけではないんですが、この言葉がいまだに印象に残っています。実際に、その先輩は去年の新歓でも主要な役職に就いてコロナ禍という厳しい状況下で成功に導いていました。部で色々思い描いている理想と今の自分に距離がありすぎて色々苦しむ時もありますが、新歓を成功させるというのは僕にできることの1つなのかなあと思います。
もう1つの理由として、これから入ってくる新入生には自分たちと同じような思いはしてほしくないというのがあります。僕たちの代はコロナ禍で同期が例年に比べて少なく、様々な苦労をしてきました。僕が入部したのは12月ごろだったのですが、その後も同期との別れや出会いがあって、今いるメンバーのなかでは古参になっていることに気づいて嬉しいような寂しいような気がしました。以前新3回生の誰かがこんな感じのことをブログで書いていたような気もしますが、他の回生が大人数で楽しそうにしているのを見るとやっぱり羨ましいです。このことに関して誰も悪くはないし、人数が少ないから1人1人のことを深く知ることができるなど良い点もありますが、同期が多いと切磋琢磨できるし楽しいしで多いに越したことがないというのが自分の考えです。だからこそ、次に入部してくれる新入生には同期と共に楽しく生活を送ってほしいと考えています。あと新入生に限らず新2回生でも新3回生でも入部待ってます。
頑張るとはいっても入りたくない人を無理やり入れたりとかはもちろんしたくないです。僕は広報班なので、いかにボート部の存在を多くの人に知ってもらって部の魅力を伝えられるかに力を注いでいます。最終的にどうやって大学生活を送るかを決めるのは新入生自身だけど、ボート部を知らないままそれを決めてしまうのはもったいない、と思っていますので。最後に、真剣にやっているとなんやかんやで結構楽しいので「全員を巻き込んで生き生きと楽しく」やっていこうと思います。