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描いた夢とここにある今

こんにちは。4回生漕手の田中滉大です。

タイトルの文章はロードオブメジャーの「心絵」の冒頭の歌詞です。これは、僕が小学生の時に夢中で見ていたアニメ「MAJOR」の主題歌で、今も元気をもらいたいときに聞く曲です。この歌詞は以下のように続きます。

「描いた夢と ここにある今 2つの景色 見比べても

形をかえて ここにあるのは 確かな1つのもの」

僕は1回生の新歓で、先輩方が日本一になりたいと堂々とお話しされているのを聞き、自分も日本一に挑戦してみたいと考えてボート部に入部しました。それから3年が経ち、自分たちが4回生になりました。3年の間、当然良いことばかりではなく、むしろ辛いことや苦しいことの方が多かったと思います。なぜボートを続けているのか、なぜ日本一を目指すのかという問いを自問自答する日々が続きました。正直、いまだに自分の中でその答えは出せていません。おそらく引退するまで自問自答することになると思います。入部したときには日本一に向けて、ただただ突き進む自分を想像していたので、こんなに迷い続けるとは考えもしませんでした。

ただ、迷い続けてきたボート部生活の中にも「確かな1つのもの」があります。それはこの部活に入部してから、周りの人達に支えられながら、もがきながらも積み重ねてきたこれまでの日々です。ボート部では漕手、スタッフ、監督・コーチが同じ目標に向かって全員が懸命に取り組んでいます。このような集団の一員として活動し、これまでに積み重ねてきた日々は間違いなく僕の自信であり、誇りです。入部時に思い描いていた自分と今の自分を比べると思い通りになっていない部分はありますが、このように揺るがないものがあることは確かです。それだけでここまで頑張ってきてよかったと僕は思います。

さて、インカレまでついに50日を切りました。僕は付きフォアで出場します。クルーが全員4回生で集大成という感じがします。入部したときに思い描いた自分に少しでも近づけるために、インカレまで1日1日をしっかり積み重ねていきます。

以上です。これが僕の最後のブログになると思います。今までありがとうございました。

 

今年の東大戦後に同期で撮った1枚。こう見るとみんな大人になった感じがします。同期のみんな、最後まで全力で駆け抜けよう!

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