いつもお世話になっております。お疲れ様です。はじめまして。こんにちは。1回生スタッフの清水華子です。今、ああスタッフなんだなと実感しました。挨拶が多くなりました。スタッフになってメールを書くことが多くなるので、条件反射で挨拶の文が出てくる練習をしています。読んでいる方は付き合わせてしまってすみません、ありがとうございます。
初めてブログを書くことになり、何について書こうか迷った末、スタッフについて書くことにしました。私は漕手として入部、活動し、先日スタッフに転向しました。偶然にもあいなと入れ違いです。あたたかく迎えてくれたスタッフの皆さん、ありがとうございます。
スタッフから漕手はポジティブなイメージ、漕手からスタッフはネガティブなイメージ、というのがみんなの中に何となくある気がします。だからなのか、スタッフに転向した理由を聞かれることは少ないです。理由を書くとうまく表現するためには1万文字くらい必要なので今回はやめておきます。私のイメージはタイトルを見れば伝わるでしょうか。
しかし、スタッフになって、後悔したことが一つだけあります。それは、スタッフへの感謝が足りなかったということです。
まず、スタッフがしてくれていることを半ば当たり前だと考えてしまっていました。スタッフの日常業務には監視、ビデオ撮り、エッセンづくり、新人期にはタイム取りと記録の打ち込みがあります。他にもエルゴの応援をしたり、クルーサポートとして伴走ならぬ伴チャの仕事もあります。(専門業務は理解しきれてないので割愛させていただきます。)もしスタッフがいなかったら選手が練習時間を削ってやらないといけなくなります。実際にそういう部活は多いと思います。スタッフという概念が定着している京大はすごいです。
これらの業務をしているからと言って、スタッフの人生におけるスキルアップにはつながらないし、スタッフ自身が日本一をとれるわけでもありません。それでもなぜか、スタッフはスタッフをやっています。理由は人それぞれだと思いますが。家で寝ていられるはずの休日に、日焼けをしたいかの如くモーターで太陽にさらされています。石山に来て大量の人参を切っています。給料も入らないし、自分のために料理をしているわけじゃない。これってすごくないですか?!このことに気づかずに過ごしてしまっていたのだと痛感しました。もっとありがとうって言っておけばよかった、もっと感謝しとけばよかった、ボートだけじゃなくてスタッフ業務についても知っていればよかった。練習後に投稿してあるタイムの表を見て、感謝より先に自分の記録の一喜一憂が先に来ていた、監視しているスタッフに感謝の言葉を投げかけたことがあっただろうか、と後悔しています。でも後悔先に立たずです。
私はもう漕手じゃないので、漕手として感謝を伝えることはかないませんが、ありさ、もりちな、あいな、なべたいさん、さくらさん、上回生スタッフの皆さん、練習を支えてくださってありがとうございました。これからは良きスタッフとなれるよう頑張ります!
次に、スタッフの仕事は思っているより大変でした。ビデオを手ぶれせずに撮ること、大量の玉ねぎを前に涙と戦うこと、時間通りにエッセンを作ること、記録の打ち込み、どれも大変です。特にエルゴの打ち込みについて、もりちなとやったときにExcelの仕組みがよくわからなくて、手打ちしなくていいはずのところもいちいち打ち込み、普通より1時間遅く帰ることになりました。(ちなみにありさは打ち込みのプロです。)
「スタッフって大変なんですね、感謝が足りなかったです」と言うと「それを選手に伝えるんや!」と言われたことがあります。スタッフって仕事が大変なだけじゃなくて、葛藤で大変なこともあると感じました。日々の業務では仕事の目的も見失いがちです。それでも、それでも4年間スタッフをやり続ける人が、この世にはいます。やっぱりすごいです。私が感じたことがこのブログでどこかの誰かの選手に伝われば嬉しいです。
長々と書いてしまいました。読んでくれた人、ありがとうございます。ありがとうって何回このブログで描いたのだろう。今回はちょっと重かったので次はくだらないことを書こうと思います。
どうやら冬が準備運動を始めたみたいです。くれぐれもご自愛ください。
大量の調味料を混ぜるキメ顔の宮崎ありさです。