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ボートを好きになる

高校の時の加古川合宿でボートに乗りながら撮った写真。秋季も加古川で行われるため感慨深いです。

はじめまして!1回生舵手の村川歩美です。

初めてのブログということで、何を書くか色々と悩んだのですが、やっぱりボート部ということでボートのことについて書こうと思います。

私は兵庫県の神戸高校出身で、実は高校時代もボート部に入っていました。高校受験は推薦で受験をし、神戸高校の総合理学科という理系に特化したクラスに入学しました。そのクラスは3年間クラス替えが無く、普通科と教室の階も違うくて、部活以外に普通科と関わる機会があまりないという環境です。総合理学科は研究活動等が忙しく、総合理学科の周りの友達は運動部に入る子はほぼおらず、活動頻度の少ない部活か、もしくは帰宅部の子が多かったです。ですが、私は普通科との関わりを増やそうと思い、何かしらの部活には入りたいと考えていました。ボート部の存在はまず知りもしていなかったので入る気は全くなかったのですが、めちゃくちゃ勧誘され、他に入りたい部活は特になかったので何も考えずボート部に入部しました。

ですが、新入部員は私含めてわずか4人。しかも女子は私だけでした。1つ上の先輩も5人で女性の先輩は2人。普通科と関わりを持ちたいと思って部活に入ったのに、こんなの意味無いと思い、次の日に部活を辞めたいと顧問に言いに行きましたが、人数が少なく女子も私だけという状態だったので簡単には辞めさせてくれず、ズルズルと続けてしまいました。

正直、ボートやボート部を好きになったことはなく、毎日の部活も苦痛でした。途中からは研究活動を言い訳に週1とかの頻度でしか部活に参加してませんでした。(本当は週6活動があります)

2のはじめにコロナ休暇となり、先輩も知らない間に引退してしまい、このままでは部活がやばい、部員を増やさなければ。と思い、休暇明けから新歓をガチったところ、後輩は男子9人女子8人と多くの後輩が入ってきてくれました。そこからの部活は本当に楽しくて、後輩たちは同期のように私とも親しく接してくれ、今まで楽しいと思ったことがなかった部活が少し楽しく感じられました。ボート部のことは好きになっていきましたが、まだボートは好きになれずやはり研究活動や勉強を優先にして、部活は休みがちでした。このため、大会でもいい結果を残せるわけはなく、そのまま引退したという感じです。ですが、同い年の男の子がしっかりと部活に毎日行き、兵庫県大会で優勝し、インハイ出場を果たしているのを見ると真面目にやっとけばよかったなと少し後悔もしました。

ボートを好きになったことはないので、大学ではボート部に入るわけが無いと思っていましたが不思議なもんで、入ってしまっていました。高校の時に真面目に部活をしなかったことに少し後悔をしたため、大学ではもう一度しっかりとボートに向き合い真面目に取り組みたいという気持ちになりました。高校の時は漕手でしたが、大学では舵手になり、ボートを好きになろうとしてます。舵手は思ってた以上に大変で、最近は自分の無能さに悲しくなってしまいますが、ここで逃げたらまた後悔する気がするので踏ん張りたいです。京都大学ボート部は本当にいい人しかいなくて、こんなに恵まれた環境なんて他にないだろうと思うくらいです。まだボートを好きって言いきれるくらいにはなっていませんが、これから全力でボートに向き合い、好きになっていけたらいいなって思います。

長々としたブログ読んでくださってありがとうございます。秋季にむけて頑張っていきます!

高校の時の加古川合宿でボートに乗りながら撮った写真。秋季も加古川で行われるため感慨深いです。
高校の時の加古川合宿でボートに乗りながら撮った写真。秋季も加古川で行われるため感慨深いです。
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