こんにちは、一回生漕手の鈴木です。
最近京大が共通テストの会場ということで案内の看板が出ていました。そういうのを見ると自分の浪人時代の共通テストの緊張感が蘇ってきて、「受験生みんな頑張れ」というしみじみした気持ちになります。自分も期末テストが迫っていて人の心配をしている暇は無いはずなのですが、、。
さて、世間は受験シーズン真っ只中ですが、京大ボート部はというと冬季練習真っ最中です。ということで今回は自分がボート部での練習に対してどう考えているか、冬季練習にどう向き合って行きたいかについて書こうと思います。
ちょっと真面目でかっこいい事を言いそうですが、今大学の図書館でテスト勉強をしている人達に囲まれながらこのブログを書いているのでかなり焦っています。あまり深みとまとまりのある文章にはならないと思いますが、気が向いたら読んで頂けると幸いです。
まず簡単に自分の状況を説明すると、私は高校からボートをやっていて、高校時代は途中でコロナが流行り始めたこともあり高3はほとんど活動できないままフェードアウトする様に引退となってしまいました。そして浪人を経て大学でもボート部に入部し、現在冬季練習に励んでいるところです。乗艇は主にシングルで練習しています。
高3の練習出来なかった引退間際の期間からずっと思っているのは、
「結果より過程」
です。これは高校時代私の尊敬していた先輩が言っていた言葉なのですが、聞いた当時はあまり納得出来ていませんでした。結果を出すために練習に参加していたし、結果が全てだと正直思っていました。
高2の秋に少し腰が痛くなってわずか1週間ぐらいですが乗艇やエルゴをしていない期間がありました。そしてシングル練習を再開した時、自分の身体が想像以上に重くて動かず、何だか嫌になってしばらく練習を頑張れないまま大会に突入してしまったことがあります。結果は一着では無いものの一個上の大会に進めることになり、まあ思ったよりいけたかも、という感じでした。ただ、何だか「もうちょっと頑張っとけば良かったな、そしたらもっと良いタイムも一着も狙えたかもな」と思いました。
反対に高2の冬は自分よりもエルゴの回る人たちをこの期間で抜かしてやろうという気持ちで、自分なりに距離を漕いだり苦手な腕立てを補強で毎日やってみたりと頑張っていた気がします。ですがコロナの影響でシートレースも途中で終わってしまい、そのまま大会もなく引退となりました。最初はせっかく頑張ったのにという気持ちもあったのですが、意外とすぐ「まあ自分なりに出来ることやって終われたかな」となりました。
結果より過程と言うか、「結果が出せなくても過程を大事に自分なりに考えて練習を積み重ねていれば、何かは残る」という感じですかね。何か、というのは自己肯定感に近いかもしれません。
大学での練習に話を戻すと、現在の冬季練習は直近に大会がある訳でもなく、体力作りがメインです。なので正直、「何で今日もエルゴしに来てるんだろうな」「一回ぐらいやってもやらなくても変わらなさそうだな」と思う事がよくあります。ただ、私はボートが水上を進む感覚が大好きで、もっと速く進めたら楽しいだろうなという気持ちと、エルゴが速くなったら対校クルーに乗れるかもという気持ち(と、脂肪を削ぎ落としたい気持ち)を思い出しながら何だかんだでやっています。あと、先ほど過程が大事と書いたように、結果がどうであれ後悔しないように頑張れるうちに頑張っとこうというのもあります。しかし今は、他の人のタイムと比べて落ち込みがちだったり、このままだと勝てないという焦りや義務感のようなものも感じながら練習している気がします。これから地道な練習がしばらく続くでしょうが、その中でもっと「単純に練習が楽しいから」みたいな前向きな理由をたくさん見つけられるといいなと思っています。
、、、想像以上に長いブログになってしまいました。拙い文章でしたがここまで読んで頂きありがとうございました。