1回生漕手の大島睦史です。先週から雪が続いています。雪が降るのはとてもうれしいですが、テスト期間中に降られても、何もいいことはありません。雪だるまを作って、雪合戦をしてみんなと遊びたい、という気持ちはグッとこらえて渋々勉強しなくてはいけないのです。テストは今日で終わったのですが、テストが終わると同時に雪も降らなくなりました。ただ寒いだけです。特に僕が今住んでいる家は築50年で、寒くて仕方ないです。寝る前は腕立てをして体を温めてから布団に入ります。朝起きると、まばゆいばかりに白い息が目の前に広がります。寒すぎてiPadも充電されません。まずは、そんな僕の家の紹介をしていこうと思います。
この家を借りて住み始めてから、約7カ月になりましたが、これまで数々の奇妙な現象が起きました。
怪奇現象1―雷―
夏のある日、真夜中に雨が急に強くなってきて、雷が鳴り始めました。雷の音がどんどん近づいてきて、ついに家の近くで落ちました。雷がピカピカっと光ったのですが、なかなか光がやみません。ハッと目を覚ますと、消えていたはずの家の電気がついていました。雷で電気が消えるのは聞いたことがありますが、つくのは聞いたことがありません。その日は怖くてずっとうつ伏せで寝ていました。
怪奇現象2―ウォシュレット―
ある日トイレに座っているとき、どこからかウィーンという音が聞こえてきて、何だろうと思っていると、強度マックスのウォシュレットが僕を襲撃してきました。不意を突かれました。あれ以来、自分の家のトイレでは、隙を見せぬよう、いつでもかかってこいの気持ちでドッシリと座るよう心がけています。
この他にも、障子に血のようなものがついていたり、扇風機が勝手に消えたり、家の周りだけ雪が溶けなかったり、アリの大群が列を成してリビングを通っていたり、手のひらサイズのクモが出たりと、おかしなことばかり起きています。僕の前に住んでいたおばあちゃんの霊がまだ住みついている可能性がありますが、まあそれならいいやと思っています。おばあちゃんとお話しするのは得意なので。
さて、家の話はこの辺にしておいて、ボートの話をしたいと思います。最近練習中に心掛けているのは、日本一を取るんだという気持ちを切らさないことです。エルゴでも乗艇でももちろん大事ですが、特にウエイトトレーニングの時にこの気持ちを大事にしています。「この薄っぺらい体のままで優勝しても恥ずかしいぞ。ロースーが弾けるくらいの体でなければ、生ローで表彰台に立てない。」この気持ちでいると、やる気が出てきます。だからもちろん筋トレ後は鏡で自分のボディをチェックします。ゆくゆくは外国人のように上裸でボートを漕げるくらいの体にします。
この春休みにどれほど成長できるかがとても大切だと思っています。今までサボってしまうことはあったけれど、今から本気出せば勝てると思っています。秋季大会のあの優勝の喜びをもう一回味わいたいです。