こんにちは。新3回生漕手の森下です。2月末に腰を痛めてしまいほとんど練習ができなくなってしまいました。色々と思うことをお伝えします。
そもそもなぜ腰を痛めたのか。僕は今年度の冬季からずっとシングルで漕いでいました。グレードの高い、軽い船を使わせてもらっても他艇種よりかなり負荷が大きかったです。UTで長い距離を漕いでいるだけで体力がメキメキ伸びていくのがわかりました。2月のオンラインエルゴ大会では10ヶ月ぶりに2000mベストを出すことができました。しかし、春休みに入り練習の強度・密度が上がっていくにつれて腰に違和感を覚えるようになりました。強度を自分でうまく調整しているつもりだったのですが、2月下旬にシングル同士で並べ練習をしたときに張り切りすぎてしまい、日常生活に支障が出るようになってしまいました。
3月に入ってからは乗艇もエルゴもできていません。立ったり座ったりするだけで痛くなるときもあります。OBトレーナーの方や医師の診断によると、骨に異常はなく、腰回りの筋肉や腰椎上の靱帯が傷んでいるそうです。ストレッチでほぐし、湿布を貼ったり腹巻で温めたりすればそのうちよくなるだろうとのことで、事実先週までは腰がほぐれていくのがわかりました。ところが今週ランをしたときに痛みを感じ、南郷から腰をかばいながら歩いて帰ってくるはめになりました。一昨日湯治のために有馬温泉へ行ったつもりだったのですが、ずっと歩いたり座ったりして腰を休められず逆効果になってしまいました。
正直今つらいです。合宿所にいると皆が練習しているのが目に入り、焦りや罪悪感を感じてしまいます。誰よりも合宿所に泊まっていた、むしろ住んでいた人間だったのですが、久しぶりに京都の下宿に帰ることを決意しました。今バスの中でこのブログを書いているのですが、座りながらも腰が痛く、気持ちが晴れません。早く下宿に着いて横になりたい、このままだと4月からどうしよう、新人コーチになろうかな、などと考えてしまいます。レントゲンだけでMRIはまだなので、そろそろ撮りに行くのもありかもしれません。
実はこのブログの「2000mベストを出すことができました。」までは先週書いており、今日締め切りギリギリになって続きを書いているのですが、先週の時点ではまさかこんな暗い感じのブログになってしまうとは想像していませんでした。自分はもっとねじくれて斜に構えた人間だと思っていたのですが、自分の中に「漕ぎたい」「漕げなくて悔しい」といったまっすぐな気持ちがあることに驚いています。声をかけてくれた部のみなさん、ありがとうございました。幸い(?)就活や新歓など、やることはたくさんあるので、それらを消化しながら下宿で休みます。
次回のブログでは復帰の過程を書けたらいいなぁ。