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ショーンになりたい

2回生漕手の大島睦史です。6月に入って、5月病になった気がします。課題が溜まっている時にこんな感じの気分になるので、すぐ治ると思います。というか図書館でちょっとでも自習すれば治ります。浪人した時についた変な癖です。「俺勉強してるやん」って自分に勘違いさせれたら勝ちです。

さて、今回は先日出場した全日本ローイング選手権について書こうと思います。ボートで初めて大規模の大会に出ました。4試合も出れて、試合の雰囲気にもかなり慣れることが出来ました。予選、敗者復活の2試合で他のチームと大きな差を感じて、準決勝では色々変えて挑戦してみました。レートを上げて、リギングをして、レースプランも変えてみたら、なぜか上手く行きました。500mから残り1500mのラストスパートが始まったような地獄レースでしたが、人の脚って案外つらい時でも動くねんなと思いました。決勝では他のチームに大きく差をつけられ、悔しさが残るレースとなりました。インカレでは絶対に勝ってやります。

準決勝のゴール後。嬉しすぎて優勝した時ぐらいガッツポーズしてしまった。1位の戸田中さんに離されすぎて、僕は1位でゴールしたと勘違いしていた。

大会期間中、嬉しいことにニュージーランド代表のショーン選手に会うことが出来ました。ちゃっかり握手して、写真を撮って、金メダル触って、サインもらいました。集合写真も撮っていたので、こっそり写っておきました。後々確認すると、東京オリンピックのボランティアの方々だけの集合写真だったみたいです。なんか他の人みんな同じ服着てるなーって思ったんですよね。

全日が終わった今、次は東大戦に向けて練習しています。何より思うのは、coxの存在が本当にありがたいということ。4-で漕ぎのことを考えながらコマンド出したり本数を数えたりするのは本当に大変でした。10本漕ぐ練習で「今の11本やったで。ちゃんと数えてる?」と言われた時は、先輩でも同期でもしばいたろかと思ってました。技術に集中して漕げるし、客観的に見て指摘してくれるcoxや他の7人がいる今の環境は本当に恵まれていると感じています。僕たちのクルーは、ショーン選手のボディの使い方が好きで好きで仕方なく、毎日かじりつくようにYouTubeに上がっているショーン選手の漕ぎを見て学んでいます。6/25の東大戦で、「ショーン」のコマンドが聞こえるかもしれません。お楽しみに。

東大戦エイト。絶対に勝つ。
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