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帰国とボート生活

こんにちは、3回生スタッフの次本です。

イギリスから帰国しました。
復学しました。
部の活動制限が解除されていました。

これについては帰国後の一番の衝撃的な出来事です。活動制限について思うことは色々あります。正直辞めようかなと思ったことがないと言えば噓になります。それでも続けられたのは、その時気にかけてくれていた同期や先輩のおかげです。日常・部門業務、大学、就活、卒論等をこなしながら、大学に提出する時間のかかる大量の申請書をしていただいた今までの幹部の皆さんには本当に感謝しています。今私が自由にさせてもらっているのは幹部たちの多大な尽力のおかげです。本当にありがとうございました。

 

帰国してから今まであっという間に時間が過ぎ、もう6月です。
渡英から1年以上経っていると考えると本当に感慨深いです。
普段あまり真面目な話はしないのですが、記録として残すような感覚で書きます。
イギリスでの生活は楽しさ2.5割、苦しさ7.5割といったところでしょうか。留学に興味を持っている後輩が割といたのと、あくまでも私個人の意見なので鵜呑みにして留学へ行く機会を失ってほしくないため、言いませんでした。でも実際、かなりきつかったです。笑って話せることもあれば、今も笑って話せないぐらいきつい経験もしました。月に数回家族と電話していましたが、「帰りたい」とよく呟いていました。コロナ禍で、円安時にしかも長期で留学に来させてもらえている身分でありながら、親の前でそんなこと言ってはいけないとわかっていますが、それだけ挫折しそうになっていたし、心の余裕もありませんでした。でも、その時期に支えてもらっていた人には感謝しているし、今でも大切な人です。それから私は彼/彼女らのような「強くて温かい人間でありたい」と強く思うようになりました。

休学して長期で留学。
高額な留学費用に休学期間の在籍料、卒業が1年遅れるのでさらに1年分の学費。
私がした選択は明らかに両親にとってメリットはありません。実際、社会人になって自分でお金を貯めてからだったり、夏休み期間の短期留学であったり、他の選択肢はありました。それでも、私の選択を尊重してくれた両親には感謝しています。

お弁当を持って公園で読書して、感想を述べあったり、コーヒー紅茶を片手に半日以上カフェで友達と話したりした美しい思い出と素敵な友達。もうみんなで集まれることはほとんどないという現実は悲しくも寂しいですが、それでも世界中でみんなが頑張っているので、私もみんなと肩を並べられるように頑張ります。

現地でボランティアに参加した時の写真。なかなかハードな仕事でした。

最後に
初めに言ったように活動制限がなくなり、自由に活動ができるようになりました。宿泊もできるようになったので、合宿所に過ごす時間が増えました。その分、漕手との距離も少し縮まっている気がします。(特に女子漕手とは距離が近くなって、本当に嬉しい)
そんな中、トレーナー育成の前に読む「トレーナーの心構え」を読み返す機会がありました。そこで改めて読んで驚いたのが、トレーナーは漕手のサポートだけでなく、漕手の教育的役割も担っているということです。これは結構びっくり。漕手にとっての「トレーナー」についてよく考えるのですが、いつも結論は出ません(笑) だから最近は考えることやめて、とりあえず漕手のためになることをしようっていう感じになりました。でも、わりと多くの他大のボート部ではスタッフと別枠でトレーナーという役職が存在しているので、もっと他にできることがあるのかな~と考えたりと試行錯誤状態です。
ボート部生活もあと1年ちょっとなので、できることはやりたいですね。


P.S.留学中の部門業務やってくれた有能なスタッフありがとう。

 

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