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お金集めで思うこと

こんにちは! 3回生スタッフの松元です。今回とても久しぶりにブログを書きます(ごめんなさい)

 絶賛私を悩ませている(いた)OBOG部門業務への考え方について、レポートの現実逃避を兼ねてダラダラ綴ります。普段ボート部大好きな感じを漂わせている松元がこんなこと考えてたんだ~くらいでお読みください。

そもそもOBOG部門がどんな部門かというと名前の通りOBOGさんに関わることを何でもする部門です。OBOGさんの住所や連絡先の変更を受け付け、名簿データを更新したり濃青会(OBOGさんたちの会)の理事会や総会に出席したりします。一番大きい役割は資金の調達です。その一環でOBOG訪問に行ったりしています。

 自分は2回生の9月より部門長になりました。一つ上の学年が少なく、同部門のはるみさんが主務になった関係で役目が自分に回ってきましたが、1・2回生の間はスタッフ業務とはこなせばいいものだと考えていました。OBOG部門についてほぼ何も知らなかったし積極的に関わろうともしていませんでした。OBさんを交えた資金調達のための会議があるのですがそれに参加したこともほとんどなく、会議が1時間半以上に及ぶことも知りませんでした。人とおしゃべりすること、おいしいご飯を食べることは大好きだったのでOB訪問は楽しく行っていましたが本当に楽しんでいただけでした。

 これが祟ったのか私が部門長になった今年度の10月・11月に、寄付額ががたっと落ちました。(ちなみに京大ボート部の年度初めは10月です。) 部門長の自覚がなかったのでそれに気が付くのも1月とかのお話になります。他にも寄付額が落ちた、それらしい要因はあるのですが、自分を責めてしまいます。後悔しても仕方がないということで色々新しい取り組みを打ち立てていますが、なんせ寄付額として結果が数字で出てしまう割に何かを成し遂げているわけではない、かつ長期戦のようなもので達成感がないということに気が付いたときには軽く絶望しました。

お金を集めている部門である以上どうしてもお金を使っている場面を見るとしんどくなります。また、最近色々壊れたりしてお金がなくて困っている場面が多いのですが、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。選手が過ごしやすい環境づくりをするために存在しているスタッフでお金に直結する部門の長を務めているにも関わらず、不自由な思いをさせているのかもしれない。スタッフとして一番やってはいけないことをやっているのかもしれない。同期スタッフのなるも私のせいじゃないと言ってくれる(いつもその言葉で救われてるよ、ありがとう)し、私もすべてを自分のせいにするのは違うと頭ではわかっていますが辛いものです。逃げたくなりました。

正直なところ寄付額を一番早く増やす方法は大会で勝つことです。しかし自分らスタッフは直接的に結果を出すことはできません。結果を出すことが本当に難しいことも知っていますし、ご寄付目的で選手が頑張るのも違うし、そんなことを考えてボートを漕いでほしくないです。ただ1番早い方法に目が眩んでしまうもので大会が来るとご寄付に繋がる結果に期待してしまっている時がありました。
ところが、先の全日本ローイング選手権で同期がレースでゴールして喜んでいる姿を初めて見ました。心の底から嬉しかったです。その時思ったことは「ご寄付が増えるかも」とか「濃青速報が書きやすい」とかではなく、選手が、いつも一生懸命頑張っている同期が笑顔で帰ってくるのを迎えられる喜びでした。ご寄付のことは全く頭になかったです。結局自分は大好きな彼ら彼女らの笑顔を見るために部にいるんだな~その方法として部門業務があるだけなんだな〜と思いました。

話は逸れましたがそれから自分の心境はかなり変わりました。まず自分が寄付ほしいおばさんになってないことが嬉しかったです。どうやったらご寄付をいただけるかということや現状に悩んでいる期間が重くて、自分はそれしか頭にない嫌な奴だと思っていましたが案外そんなことないと思えました。今はもう挑戦あるのみということで、部門業務としてあまり思いつめず、真摯に取り組んでいるつもりです。

最後に、私が愛してやまない部門メンバー紹介させてください!
 4回生のはるみさんは私と同時期に入部したにもかかわらずなぜかほんとに肝が据わっている?というかなんでも知っている感じがします。何とかOBOG部門業務を回せているのもはるみさんのおかげです。入部してからずっと一緒に仕事をしている唯一の人なので引退してしまって来年度からいないの怖すぎます。
後輩としてOBOG部門に入ってくれたありさは「私やっときまーす」ってすぐ言ってくれ、動き出しが早い頼れる後輩です。自分が2回生の時はもっとぼーっとしていたし先輩に言われないと仕事をやらなかったなと思うと彼女はほんとにすごいです。しかも一緒に寄付をいただくためにはどうすればいいのかを考え、悩んでくれます。例年通りのことをしているだけではご寄付が集まらない年度に、たまたまOBOG部門に配属された彼女を見るとごめんねの気持ちだったり、頼りすぎじゃないかと自責の念に駆られたりするのですが、かわいい後輩で勝手に良きパートナーだと思っています。頼りない先輩だけど来年もよろしくね頑張っていこうね♡ 

思いがこもって長くなりました。ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。幸い私には来年度が残されています。今年度を走り切った後、反省を活かして来年も全力で、ありさとまた新しく増える後輩ちゃんと共に試行錯誤しつつ人との関わりを楽しんで部門業務に向き合っていきたいと思います。

お気に入りのOBOG部門メンバーの写真たち