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今、そこにある明滅と群生

こんにちは。4回生スタッフの杉山です。
いよいよ最後のブログになりそうです。なのでボート部にいた感想を書こうと思います。
題名は高橋優の好きなアルバムのタイトルで、今回のブログとあまり関係ないのですがかっこよかったのでつけてみました。素敵な曲が多いので良ければ聞いてください。

私が大学に入ると同時にコロナが蔓延し、新歓などはことごとくつぶれていきました。そんな中で友人に誘われて参加したのがボート部の栄養管理部門の新歓でした。学生のうちから栄養管理が出来ることに惹かれ2回生になったタイミングで入部しました。
それからずっと活動してきましたが、楽しさの中で正直やめたいと思うことも多かったです。自分たちが幹部の代の新歓、部門長になったとき、この時は本当に辞めたいと思うことが多い日々でした。

私が入部してから3回生の秋ごろまで、他大生には活動制限があり、全然部活に行くことができませんでした。自分より後から入部した京大生スタッフがとんでもない速さで成長するのは少し辛くもありました(今ではただ2人が優秀すぎただけな気もしていますが)。それでも新歓や大会遠征担当では京大生と同等の仕事が与えられ、 新歓に関してはボート自体をあまり見れていないのに魅力を伝えろと言われ、何をやるかもわからぬまま仕事を任され、いろいろ言われ続けることに耐えられず精神的に追い詰められていました。
それからしばらく経って新歓の傷が癒えてきた時期、私が栄養管理部門長になる少し前からエッセンが本格的に再開しました。あまり詳細を理解できていないエッセンの問題が次々と発生し、その中には部員は本当に大学生なのかと疑いたくなるくらい意味の分からない問題もありました。これらを自分が何とかしなければならないことが苦痛でしかなく、感謝されることもほとんどない、こんな日々に絶望して仕事のやる気が起きない時もありました。

私が入部した当時、同期の栄養管理スタッフはあと2人いました。学校や就活でやめていった2人と会い、自分のやりたいことをやって本当に楽しそうな姿を見るたびに、なんで自分はこんなことをしてるんだろうと考えてしまうことも何度もありました。
それでもやめずに続けてこれたのは、「自分がやりきらないといけない」というよく分からない責任感を感じていたことと、学生のうちに何か1つでもやり切りたいという思いがあったからだと感じています。そして、何も言わずとも変化に気づいて助けてくれた同期を始め、優しい先輩、頼りになりすぎる後輩(とくに栄養管理の2人)に助けられてきたことも残れた理由の1つだと思っています。
みなさん本当にありがとうございました。

未だに残り続けてきた意味も分からないし、この部に貢献できたとはあまり思えませんが、ここでの経験はこの先確実に活きると思います。スタッフの仕事は社会で必要なことがたくさん学べましたし、何度も助けてもらった同期を始め部員たちからは私には持っていない発想を得られたり、いろいろな観点から刺激をもらえました。また、なんかよく分からないけど楽しそうな人が多い部の雰囲気は大好きですし、個性豊かな部員と話すことはとても楽しかったです。
思い返せばつらいことがほとんどだったけど、そのおかげで人として強くなれた部分もある気がします(あまりいらない強さも手に入れましたが)。スタッフとして残り3週間ほど、最後まで走り抜けたいと思います。

半ば愚痴とも言えるこの駄文を最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
良くも悪くも周りが見えなくなるくらいに自分を追い込み、勝利に向かってずっと練習を頑張ってきたみんなの努力がインカレで報われることを祈っています。ファイト!

いい写真がなかったので暇つぶしお菓子作り第2弾、シフォンケーキを
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