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私がスポーツを辞めた理由

こんにちは~3回生スタッフの會澤です!

先週インカレが終わり、私たちが最高学年になりました。
主務として考えてることを書こうかな~と考えてたのですが、まとまりのない文章になってしまいそうなので、まずはそもそも
「プレイヤーじゃなくてスタッフをしている理由」
を書いてみようと思います。

これに答えるには
①プレイヤーをやらない理由
②スタッフを選んで続けている理由
の2ステップありそうですが、②はめちゃめちゃ長くなるのでまだ今度。
今日は自分語りしながら①を答えます。
今回はそんなにお堅いブログないので、のんびり見てください(笑)

私は中学では陸上、高校は弓道をしてました。

陸上という競技は結構好きでした。
タータンをスパイクで走る感覚は今でも覚えてるし、自分の身体の使い方を変えるだけでタイムという目に見える形に表れてくるのも面白かったです。
意外と腕の振り方をちょっと変えるだけでも、人間って足が速くなるんですよね~
人間の身体ってすごい!

だけど、部活としての陸上は本当に嫌いでした。
同期は男子4人のみ。みんないいヤツだけど陸上馬鹿ばかりだったので、消去法で部長になってしまった。これが主要因です。
「部長なんだから結果を出さなきゃ!」「結果出さないと信頼されない!」って思いこんで、それを原動力にして練習を頑張りました。シンプルに、とにかく練習つらいし、しんどかった。
だけど、どんなに頑張ってもある程度までしか速くなれない。

最後の大会は自己ベストを出せましたが、もちろん決勝なんて程遠く、なんとなく引退しました。

高校では、なんとなく始めた弓道にドドドドドはまりしました。
弓道をしていた人には伝わると思いますが、的にあたるときは「すぅーーーー」っていう山なりの矢の軌道が見えるんですよ!
「あ、これ絶対あたるな」ってわかるし、それでちゃんと的中したときは最高に気持ちいいです。

かなりの弓道馬鹿だったので、昼ご飯は絶対早弁かおにぎり1個とかにして、上は制服・下はジャージで昼練してました。今考えると不健康極まりない。ちゃんとお昼ごはんは食べましょう。

高2のとき。ブラウスで弓道をしていますね。これは本当はダメです!!

幹部代になると、雰囲気が部長っぽいという理由から、また部長になりました。
ここでも「部長なんだから結果を出さなきゃ」病が再発。
もうその時は、弓道が好きだから、というより自分のステータスを保つために練習をしていたのかもしれません。

そのプレッシャーが原因なのか、引退直前にめちゃめちゃスランプに陥ります。
弓道のスランプって、一旦は休むことが一番回復への近道なんですが、私は練習を止めることができませんでした。
するとちょうどコロナが流行り始め、大きな大会を直前に引退することに。

最後までやりきれない思いはもちろんありましたが、こんな状態で大会に出たら絶対結果は出せてなかったので、どこか安堵している自分も居て。
こういう中途半端な感情しか抱けない自分が本当に嫌いで、その嫌悪感を振り切るように、高3のときはひたすら受験勉強しました。

——

結局①の理由は何かと言うと、私は肩書抜きでプレイヤーをできる自信がなかったからです。
中高とずっと部活をしてきましたが、
「自分がタイムをただ伸ばしたいから頑張る」とか「優勝したいから頑張る」とか
そういう純粋でまっすぐな気持ちでスポーツに向き合い続けてこれなかった。
純粋な気持ちもあったかもしれないけど、いつしか「競技が好き」「一緒に頑張るチームが好き」という想いより、「部長」という肩書を持ち続けることが自分の続ける理由になってた気がします。
そんな気持ちでスポーツをするのは失礼だと、そしてこんなつらいものを大学4年間も続けられないだろうという甘えから、スポーツから逃げました。

もう大学入って3年なので、こんなことを思っていたことさえも忘れかけていたのですが、この前のインカレで選手たちが本気で戦ってる姿を見て、改めて思い出して今ブログを書いています。
例えば、万生紘子さんダブル。インカレ後にSlackに投稿していた文章を実はこっそり読んでいたのですが、お二人とも、ボートという競技・そしてクルーに対して本気で向き合っていたことが伝わってきて、胸が熱くなりました。とてもカッコよかった。
そして最後まで部を駆け抜けていった4回生の最後のコメントは、私にとっては本当に重みのあるものでした。最後の試合の時に感じた想いを、ぜひ蹴りコンで語ってほしいです。

ボートという過酷なスポーツに向き合い続けている選手たちは本当にすごいです。
自分にはできなかったこと・諦めてしまったことなので、尊敬しています。本当に。
このリスペクトの気持ちが、私をスタッフたらしめているのかもしれません。

今日はこの辺にしておきます。
なんだかかなり消極的な理由でスタッフになった私ですが、やっぱ②の理由がちゃんとあるから今まで続けて来れてるんだろうと思います。
来年のインカレの最後に「ちゃんとスタッフを続けてきてよかった」と思えるような1年間を過ごしていきたいですね。

最後はインカレ中の可愛いはるみさん!! 最後までリラックマで攻めてきてました。さすがでした。
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