こんにちは、3回生漕手の田中颯人です。
インカレが終わり、いよいよ最終学年となりました。部活の打ち込むのも残り1年となりました。いい機会なので中学から大学までの部活歴を振り返ってみようかと思います。
中学の部活を一言で表すと「盛者必衰」という感じでした。
僕は中学から剣道を始めたのですが、恩師がとても指導力のある方であったこと、熱意の多い同期4人に恵まれたこともあって、めきめきと実力をつけることができました。2年生では先輩方からレギュラーの座を取り、3年生になると個人で負けなし、団体で全勝ができる対外遠征も増えたりして、着実に強くなれている実感がありました。
しかし、3年生の最後の大会が近づくにつれ、肝心な試合で勝てなくなり、チームの足を引っ張るようになってきました。春季の県大会でも団体として3位になれたものの、それは同期たちの活躍で取れたものであって、自分で勝ち取ったと思えるものでは全くありませんでした。それは悔しく、夏季の県大会では活躍して優勝してやろうと思っていました。が、自分は結局なんら活躍をすることもなく、あっけなく2回戦で敗戦してしまいました。
こういった3年生の半年間は剣道を楽しんですることは全くできず、ただただ苦しかったので高校では剣道はやめようと思っていました。
高校の入試で、偶然席が前になった人が、県大会で出ていたことを覚えてくれており、話しかけてくれ休み時間に剣道の話で盛り上がったことをきっかけに、「こんなに剣道を一緒にしようといってくれる人がいるなら」と高校でも剣道をすることになりました。僕もその人も無事合格できていたので、高校では晴れて大切な同期の一人となりました。
高校の部活を一言で表すと「中途半端」になると思います。
中学とは打って変わって同期の4人は、みんな小学校のころから剣道をしており、みんなに学びながら着実に上達でき、県大会でもチームとしてベスト4,8などに安定して入れるようになりました。(しかし、自分がレギュラーからも外れることもありました。)さらに、部活以外にも数学オリンピックや化学の甲子園、課題研究にも手を出していたので、部活に熱中した高校生活とは全然言えません。また、コロナの蔓延により、最終学年では大会もなく引退したこともあって、部活に関しては不完全燃焼で高校を卒業しました。
このボート部生活を一言で表すと「奇跡」になるかなと思います。
そもそもボート部には興味がなく、偶然Twitterで田熊さんからイベントに誘われたことがきっかけでした。そこで出会った榛澤さんによくしていただき、入部することになりました。その後、新人コーチの方々に丁寧に教わり、8月には小西さんの代が少なかったこともあり東大戦に出ることになりました。それからは、にしこコーチ・岩田コーチの指導のもと、着実にエルゴスコアを伸ばすこともでき、実力不相応ながらもインカレに出場することもできました。
2回生になってからも、東大戦期間にエルゴスコアを伸ばしたおかげや部の事情もあって、全日本やインカレにも2nd 4+として出場することもできました。(東大戦のリベンジは果たすことはできませんでしたが。)さらに、3回生になると心強い後輩たちの存在もあって、全日では6位になることもできました。どの経験もタイミングが奇跡的に嚙み合ったおかげでできたことだなとつくづく思います。
現在、自分は腰のケガをしているので漕手として活動できてはいませんが、まずは副将として部に貢献できたら嬉しいなと思います。そして、次の全日やインカレでは漕手として活躍出来たら幸せです。
これからも応援よろしくお願いします。