少し時間はたちましたが、明けましておめでとうございます。3回生漕手宮崎翔です。
つかの間のオフを終え、極寒の早朝練習が再開しました。乗艇後、艇を水洗いして、オールも水洗いして、それらを拭こうとタオルを取りに行って戻ってくるとどちらも表面が凍っていました。去年そんなことあった覚えはないので驚きです。(あったかな?)船台も凍っていて艇を担いだまま転けないかとビクビクする日々です。(オール運んでいるときこけました…オールは無事でした)
そのつかの間のオフ、正月休みの間は、バイトや、祖母の家へ行ったりしました。平安神宮近くの飲食店でバイトしているのですが、年末年始は人が多すぎて疲れました。
いろいろしたのですが、一番の思い出は箱根駅伝を見に行ったことです。初生箱根駅伝です!長距離やっていた身としてはあんなに速く走れたら気持ちいいだろうな~という感じでした。走りに無駄がない…。
青学の圧倒的な強さにもほれぼれしましたが、今回見に行った最大の目的は、W田大学に進学した小学校の陸上部の友達の雄姿を拝みに行くためでした。実際に見ることができたのは一瞬でしたが、鋭い目で前を見据え、並走する2校を引っ張って走る姿に熱くなりました。区間順位もかなり高く、小学校から速かったとはいっても高校では同じ高校のさらに強い選手の陰に隠れていた彼が大学で確実に実力を伸ばして名門で代表として箱根駅伝を走っていることに感動しました。
僕も最後の年、彼のように最高の舞台で死力を尽くして戦いたい。小中高とずっと陸上をやってきて自分の力の無さに限界を感じて(それもあっていやになってたこともありますが、、、)大学からは別のことをしようとボート部に行きついたわけですが、周りの人に恵まれ、2023年は全日本に出てA決勝で戦ったり、国体本戦まで出させていただいていい思いをさせてもらいました。陸上を続けていてもそんな経験はまずできていなかったと思います。
サークルでゆるくやろかなと思っていた大学入学当初、ボート部に入ってまたきつかった陸上と同じようなタイムを競うスポーツをしているのがなぜかわからなくなったり、他の生活と相まってしんどくてやめてやろうと思うことも幾度となくありましたが(無理なスケジュール組んでいたのはありますが)、今となってはやってきてよかったと思えています。ずっと部活をやってきて、やっと競技自体を楽しめるようになっていきました。ラストイヤー、昨年を超える熱いレースができるよう、走り抜けますので、応援よろしくお願いします。