「少納言よ。香炉峰の雪いかならむ。」
藤原道隆の娘で、道隆が摂政をする一条天皇の正妻である中宮定子が、自分に生涯仕えた清少納言に投げかけた言葉である。
高校のときに古文の授業で習ったが内容の詳細は忘れた。
凡人には理解できないレベルで会話が繰り広げられる二人の才媛の様子が浮かび上がる、みたいな感じだったと思う。
詳細はググってほしい。
このシーンが大河ドラマ「光る君へ」の4月21日放送回で描かれていた。
古文で読んだ作品のシーンが出てくると興奮する。
「花山院の出家」のシーンはめちゃくちゃ面白かった。
花山天皇が亡き正妻の手紙を忘れて取りに戻ろうとするシーンや、道兼が嘘泣きをして早く出家させようとするシーンが描かれていて、古典作品の実写化ってこんなおもろいんや~と思った。
あと、坊主頭の本郷奏多がすげぇ美人。
4月14日放送回であった道長と伊周の弓争いも、そういえば古文で習ったなぁと思い出した。
「無辺世界」という中二病みたいなワードがあった古文という印象がある。
どうも。花粉と黄砂を浴びまくった愛車のバイクをそろそろ洗車したい3回生しばのともひこです。
なんと中7日でのブログ投稿です。去年の中日ドラゴンズのクローザーくらいの登板間隔ですね。書くネタがないです。
いや、ネタがなくても頭に思い浮かんだことをテキトーに書いてりゃブログになるので、ネタがなくても書けます。
「光る君へ」、おもろいですね。
滋賀県民なので見るしかないやん、という気持ちで見始めました。
14日放送回ではついに石山寺が登場。源氏物語が生まれた地として、今後もたくさん出てくるんでしょうか。
石山寺は大河ドラマ効果で、今まで見たことないくらい多くの人が訪れています。
駐車場が空くのを待つ車の列ができてるなんて見たことないです。
14日放送回の最後で石山寺の紹介がされてました。
都から石山寺に詣でるには、大津・打出浜まで歩いてそこから寺まで船に乗っていたそうですね。
ということは、我々京都大学ボート部が普段練習している水面は、紫式部を始めとして歴史の教科書に名前が出てくる人々が船で通っていた場所なんですね。
千年を越える歴史を紡いできた瀬田川でスポーツやってるってなんかすごくないですか(語彙力)。
先週のブログにて今年度より転学科したということをチラッと書きました。
この4月より、農学部地域環境工学科から農学部食料・環境経済学科に転学科しました。
転学部、転学科は全員3回生として所属するので(多分そのはず)、2回生→3回生の進級時に転学科をした私は今のところ学部を4年で卒業できる可能性はあります。
ですが、学科ごとで定められている全学共通科目の履修要件のせいで、2回生までに修得した全学共通科目のうち10単位が蒸発しました。面白くなくて這う這うの体でギリギリ単位を取った物理系の単位が露となりはかなくなってしまいました。
まだ吉田南から脱出できません。
さらに専門科目についても、学科ごとにある各回生の配当科目を一定数修得しないといけないので、4年で卒業するとなるとまあハードです。
京都大学は大体の学部で卒業に144単位必要です。農学部も144単位なんですが、2回生後期を終了して72単位しか卒業に認められる単位を持っていません。ちょうど折り返し。90単位以上は修得してんけどなぁ……。
いろいろなところで転学科した理由を聞かれるので、ここで言葉にまとめておきます。理由を言うたびに不十分だったり時間の制約上少し違う簡単な説明をしたりしていたので。
転学科をした最大の理由は「海外、特に途上国で開発協力に携わる仕事をしたいから」です。
海外で仕事をしたいと思い始めたのはけっこう不純な理由です。
いつ頃からだったか忘れたのですが、「いつか世界を旅して回りたい!」と思い続けています。
その中で、アジアやヨーロッパ、北米はそれなりに行きやすいんですが、アフリカと中南米は日本からだとどうしても行くのが難しいですよね。大きな時間と費用がどちらも必要です。
そこで、「仕事としてそういう国々に行ければいいんじゃね」ということを思い始めます。要は会社の金か税金で行ってやろうということです。
そういう経緯で、アフリカや中南米のほとんどは「発展途上国」と呼ばれる国々なので、途上国に対する興味も湧き始めました。特にアフリカに関する興味が大きくなっていきました。
興味を持った私は、アフリカについて調べてみました。
大学の授業や本、テレビ、新聞などからアフリカの国々やアフリカという地域そのものに関しての情報を見たり聞いたりして、自分で考えているうちに、
「途上国に生まれた人々の選択肢を増やせるようなことをしたい」
と思い始めました。
途上国、特にアフリカでは児童労働や女子の早すぎる結婚・出産など、私たち先進国に住む人間では考えられないような問題が数々起こっています。
その理由は一概に言うことはできないのですが、主な理由としてはやはり「貧困」です。
現在、地球上には1日1.9ドル以下で生活する貧困層が7億人存在すると言われています。
貧困ゆえに、十分な教育を受けられないことや、家内労働をする必要性から幼くして畑作業をしていたり労働の人手を必要とするから女子が若くして結婚・出産したりしていることなど、様々な問題が生じます。
特に児童労働と女子の早すぎる結婚は問題で、「貧困の再生産」のループから抜け出せない大きな要因です。
地球上でどこに生まれるかによって、貧困家庭に育ち、貧困の下で亡くなっていく人生を選択せざるを得ない状況があるという現実をどうにかしたいと思うようになりました。
そういうわけで、「途上国に生まれた人々の選択肢を増やせるようなことをしたい」と思うようになったのです。
「選択肢を増やす」という表現は、現地の住民の文化を尊重し、それを破壊しないという目標を含めた言い方です。
長々と目標について書きました。
転学科をしたのは、その目標に向かう手段に関してハードよりソフト面に興味を持ったからです。
今あるリソースの中で、いかに収入を増やすかということについて一番関心を持っています。
それを学ぶには転学科するしかない!ということで転学科を志願し、食料・環境経済学科に移ることになったのです。
うーーーん……
文章にするのも難しいですね…。
考えてることの半分も書けてない気がします。
以上、3回生しばのともひこのブログでした。
3回生の1年間はスタッフするつもりです。