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やりたいことやる。そしてそれを自分自身で終われるかどうか。

みなさま、いつもお疲れ様です。4回生の井出貴洋です。今回はラストブログらしい(クルー紹介とかありそうなので本当か!?)ので今までを振り返っていきましょう。

まず軽く最近の出来事から。

院試終わりました。もうすぐ発表です。学部入試の時よりも合否発表の緊張があります。受かって当たり前という風潮とライバルがほぼ全員京大入試をくぐり抜けた猛者だからです。もし落ちてたらこのブログは悲しいものとなります。院試が終わるまでは多くの時間を勉強に費やして今はそれから解放されて自由時間が増えましたが、練習がハードなので練習以外は寝るか食べることしかしてません。悲しい。

本題に行きます。

最初に「やりたいことやれよ」というのは僕お決まりのロックバンドUVERworld TAKUYA∞の言葉です。「やりたいことをやる」これは一聞すると簡単に思えるかもしれません。だって自分が好きなことをやるだけだから。しかし実際それを実現している人はどれくらいいるでしょうか。そう多いとは感じません。それは好き≠得意ではないからです。

例えば、中学生の頃、高校生の頃、勉強やスポーツができた人が必ずそれが好きとは限りません。いやいや勉強させられていたり。理由は様々ですが好きじゃないけどスポーツしていたりとか。これは得意だけと好きじゃないパターン。

逆でいうと、あの人あんまり上手いとは言えないけど〇〇するの好きそうだよね見たいな。好きが原動力でやってる人。前者は言ってしまえば「やりたくないことをやっている」後者は「やりたいことをやっている」感じがします。

この後者に当たるのが難しいのです。何かを始めるのに結構周りの目を気にして、なかなか始める勇気が出ない。始めたとしても周りから「無理なんじゃない?」とか「才能な笑」とか「やっても無駄」とか数え切れないほどの罵声を浴びさられたりして、そのやっていることが終わってもないのに、いや始まってすらないのに周りの声でその道が閉ざされてしまうこと。

みんなも経験あるのではないでしょうか?自分の道もそして他人の道も。

そんな道を閉ざさないためにTAKUYA∞は「やりたいことをやれ」と。そしてマイナスな意見を言う奴は無視して応援してくれる人の言葉を聞けと。そしてやりたいことをやった結果今の自分がいると。

正直、日本のロックの前線にいて、去年では日産スタジアムを埋めるほどの実力があるからこんなことが言えるのかもしれませんが、彼らも最初はライブしても客が来ることがなく長い間続けた結果実力をつけそこに辿り着いたのです。最初から実力があったわけではなく、色々否定ながらももがき続けた結果です。だからこの人が言うこの言葉は説得力が自分の中にはあります。

僕は元々水上スポーツをやってみたいと思い、新歓期は水上スポーツをメインに回っていました。最初ボート部は視野にはなかったのですが、行ってみると熱くて、やってみたいと思ったので、入部しました。

しかし、現実は無情でボートはフィジカルが多くな部分をしめているスポーツなので(スポーツ全般そうか笑)、勉強のために高校の時はスポーツは体育の時程度かつあんまり食べないのでもやしのクソ雑魚の自分はもちろん同期からはかなり劣っていました。(大学の身体測定の結果みたら最初45kgだったそうです笑今では20kg以上増えましたが、それでも細いです。)

実際エルゴはめちゃくちゃ劣っていて、結果が揃うたび正直やめてたくなるくらいには嫌な気持ちでした。でもなんやかんや諦めず続けて、2000mも1分以上伸ばして、普段のエルゴメニューでも同期に並ぶくらいには成長しました。

フィジカルがある程度ある人に比べたら、まだ雑魚の部類ですがまずはここまでやれた自分を褒めたいと思えます。

残酷な話ですが入部当初にある程度遅れを感じると気持ちが切れてしまうことが多く、やはり入ってきた人の中でもそういった人は毎年何人かいるのをみてきました。

でもやってみたい気持ちがあるならますはがむしゃらに頑張るべきだと思います。諦めるのはまだ早い。
頑張るためには
・パッション
・与えられた環境を生かす
・自分で考えて行動する
ことが大事だと思います・

まずパッションから、当然これがないとやっていけません。これは必須です。次頑張ろうの気持ちで何回も挑戦。あまり語ることはないです。

次に与えられた環境を生かすについて

まず京大ボート部は基本みんなど素人状態から始まります。できないからめちゃくちゃに怒られることは基本ないです(何回も同じこと言われて出来なかったら流石に怒られる)。入った時にフィジカル弱くても、新人コーチが一緒に考えて頑張ってくれます。

他の団体がどうかわかりませんがどんな状態でも一緒に頑張ろうというところから始まります。他人を蹴落とす風潮とかはないです。だから自分はある程度がんばれた思います。

最後に自分で考えて行動するについて

これが一番大事です。これは環境を生かすに加えてと言った感じです。常に自分には何がたりてないんだろうと考えたり、こうすれば強くなるんじゃないかと考えたり。

例えば、僕は一回生の冬の頃はコロナということもあったり提示された練習メニューだけでは自分は強くなれないと考え、こっそり影でUTをしたり、4500*2とか6000mをミドルレートでやってみたりしました。そしたらその冬でちょっと伸びましたが、メニュー中嗚咽するようになったり、靭帯を痛めたりもしてしました。

2回生ではオッ盾に乗れる機会がありましたが、体調がよくないこともあったことや、当時院生でスカルの上手い方がいてその人に最後に少しでもみてもらおうと考え、その期間はひたすらにシングルを漕ぐことを決めました。誰よりも漕ぐという気持ちを持って夏場でも20km近く漕ぐようにしてました。その時にスカルの道を選びました。

練習以外では例えば食事についても、僕は胃が弱くエッセンを食べるのがきついです、特に油が多い時。
体重を増やすにもかなりの苦労があります。そこで解決策として言われるのは沢山食べろという、ごもっともでありながらナンセンスな回答をいう人が多いなと感じます。沢山食べることが一番の近道ですが、人によってはそれが難しいこともあります。そこで例えば、一気に食べるのではなく、回数を分けて食べるとか、粉飴を飲むとか、工夫できることは多いと思います。そういうのを出来たら苦労する人も少なくなるのかも。

一旦まずは自分で考えてみてコーチなど支えてくれる人と相談しながら、実践してみるといいかも。何がたりてないとかは自分では気づけないことも沢山あるけど、自分が一番知っていることだと思います。周りになんでそんなことしてんの?とか変なこと言われるかもしれないけど一旦自分の信じた道を行ってみよう。自分では歯止めが効かないのでそこで必要になるのがコーチだと思います。

足りたないこと自分でわかっているのに周りを気にしすぎて実践できす負けて終わったら一番嫌じゃん。

とりあえずやってみたいと思ったら、続けてみたらいいんじゃないでしょうか。いつか花が咲く時が来るかもしれません。

僕はある程度伸びたとは思ってますが、色々な障害があったり、問題に対処出来なかったりで4年間では自分が思っていた領域には辿り着けなかったのですが、これから現れる下の代で僕と似たような人がいる時助けになったらなとおもって書きました。

多分辿り着けるようになります。
あと純粋に好きが原動力で動ける人の自由の芽を摘み取りたくないから。

最後に続けたいのに、うまくいかないからと言って足を止めてチャンスを逃さないように頑張ろう。
苦しいこともあると思うけど案外楽しいことも多いかも。

うまくまとまってないかも、、

インカレはクォドルプルで出ます。2回目です。1年間クォドに乗ってきたので前回より自分も成長してるはず。乗る人、サポートしてくれる人、コーチしてくださる人全てがベストメンバーで挑みます。希望を与えるために良い結果を出します。応援よろしくお願いします。

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