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責任

3回生のインカレが終わりました。結果は3位。目標としていた日本一には届かず、自分の実力不足を思い知らされました。漕手生活もあと1年。満足のいく終わり方ができるように細かいところまで拘っていきたいと思います。

悔しい結果だったとはいっても今シーズンは成長を感じることのできたシーズンでもありました。エルゴは1回生秋季以来のベストを出して、乗艇も去年と比べると格段にうまくなったなと昔のモーションビデオを見て感じていました。8月の練習メニューはとてつもなくハードで、8月後半は練習しているか寝ているかくらいになるほどには限界でしたが、なんとか全メニューを乗り越えることができました。乗艇すらままならなかった去年と比べると飛躍的な進歩ですね。そのおかげで、発艇台につけたときに自分はやれることはやり切ったという心持ちで臨めたため緊張して固くなるということがなく、漕ぎ自体は納得のいくものが出せたと思います。徳が足りないとか言ってゴミ拾いをしていた去年の駿が懐かしいものです。

これから新しいシーズンがスタートするわけですが、自分が最上回生ともなると漠然と責任感みたいなものが芽生えてきます。まあ、多少。今までの2、3回生のシーズンは経験豊富で上手な先輩方や同期と乗らしていただくことが多かったので自分のことだけに集中して漕ぐことができていました。2番でコマンドを出すようになって少しはクルーに向けて喋るようになりましたが、それでも長時間のUTとかになると自分の漕ぎに集中して無口になってしまいます。長く漕いでいても自分の納得のいくストロークは少ないし、同じ意識で漕いでいても体は思うように動かないし、という感じで悶々としたまま漕いでいました。周囲に気を配るなんていうめんどくさいことは頼りになる先輩方に任せてわがまま放題できていましたが、これからはそうもいかない気がしています。まあめんどくさいですからね。うまく言語化できないし、うまく伝えられている気がしないし。そもそも自分の言っていることが合っているかも分からないし。でも自分も先輩方やコーチの方々にお世話になったという自覚はあるので、その分くらいはボート部に貢献できるようにやってみようかなと思っています。とりあえず秋季で新人エイトに乗ることになったらしいので何とか自分の経験を伝えることが出来たらいいですね。

本気のラストイヤー、頑張ります。

関東の虹と赤い空
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