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命絶ゆる時 我何を思ふ

人は弱い。嫌なことから逃げ、一時の快楽に身を委ね続け、死ぬ間際になってようやく気づく。

              「俺の人生、空っぽだったな。」

 はじめまして、一回生漕手の林倖生です。初ブログは、僕の人生哲学を語っていきたいと思います。自分の恋愛について語るのも面白いかと思ったのですが、初回は真面目な方がいいと思ったのでそれはまた次回に。僕の性格や価値観を知っていただけるように書くつもりなので、稚拙な文ですがよろしくお願いします。

手短に自己紹介すると、工学部物理工学科の一回生で、吉田寮に住み、ボート部のほかに熱気球部、アカペラサークル、日本庭園を歩くサークルに属しています。ボート部での目標はシングルでインカレ優勝です。

 最初に、僕は怠惰です。時間があれば無限に部屋に引きこもってゲームをし漫画を読みアニメを見ます。学校すら行きたくないしごはんを食べるのもめんどくさい。眠くなったら寝て起きたいときに起きる。友達との約束よりも自分の都合を優先する。どうせ20年くらいたったら会わなくなる友達とかわざわざ会話する必要ある?とか、中学時代本気で思っていました。自分のことしか考えておらず、他人は自分の承認欲求を満たすためだけに存在してると考え、SNS上で歌い手活動して承認欲求を闇雲に満たすだけの時期もありました。きっとめんどくさいであろう学校とかの人間関係を避け、SNSとかの上部の付き合いで一時の快楽に逃げ続ける。冒頭に書いた弱い人間の代表は僕です。これが、どうしても変わらない僕の本質なのです。

          ターニングポイントは、高校2年生の時でした。

 次回の恋愛語りで詳しく書くのですが、Oちゃん(仮名)に恋したことで、僕は変わる必要性に駆られました。Oちゃんに好きになってもらうために、怠惰な自分を見せず、かっこいい自分、尊敬される人格者のような自分を見せる必要がある。そう思った僕は、全力で男磨きを始めました。

男磨きを始めた頃、課題点を知るために中学の数少ない友人と僕のよくない点について聞いてみると、お前は怠惰で、普通で、目に光がない。と言われました。何もかも終わっててすごく絶望を感じたのを今でも覚えています。僕は分析しました。普通じゃないとは何か。どうやったら尊敬されるような人になれるのか。そしてたどり着いた答え、それは『熱意』でした。

具体的には、さまざまな種類のことをやり、それら全てを効率よく全力でやり抜く、ということです。怠惰な僕には真逆の選択肢でしたが、Oちゃんに振り向いてもらうにはこれしかねぇと思いました。僕は合唱の部活で部長として働き、歌の技術を磨いて部に貢献し、勉学では京大に行ってやると宣言して今までと比べものにならないくらい勉強し、Oちゃんには猛烈にアピールする日々を過ごしました。

 

おかげで今の僕の人生の最大の目標は、「死ぬまで熱意を燃やし続けること」です。(熱意を燃やすってめっちゃ頭痛が痛いですが、なんかしっくりきてるんです!許して!)Oちゃんと付き合うことになり一緒に京大に入った今でも、彼女にかっこいいとこを見せられるよう、いろんなことに熱意を燃やしています。ボート部をメインに活動しながら、朝4時集合で気球を飛ばしに行く熱気球部にレベルが高いアカペラサークル「CrazyClef」、のほほんとした日本庭園を歩くサークル「洛楽」を兼サー(兼部?)し、予定を頑張って組みながら(ライブと大会が被ったのは本当に失敗でした。ご迷惑おかけしました)全てに熱意を燃やしています。夏休みには琵琶周オフに台湾で一人旅しました。勉学は、、、まぁこれ書いてるのも2限切りながらなんですがまぁそれはいいじゃないですか。なるべく単位落とさないように頑張っているつもりですよ、ええ。

昔の怠惰だった頃に比べると、今は格段に忙しく、ずっとねっむいし疲れてるし、目を閉じるとたまにエルゴの幻聴が聞こえます。それでも、今がいっちゃん楽しい!ボート部メンといると喋ってなくても心地いいです。すでに家族的なもんですかね。名前の如く倖せに生きております。

冒頭に書いたように、死ぬときに自分の人生を悔やむことがないよう、僕はこれからも熱意もりもりで生きていきます。怠惰なところは治りませんが、怠惰さに打ち勝つ熱意で、これからも人生を面白くしてやろうと思います。

皆さんもご一緒に、いかがですか?

 

宿舎から。