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影響を与えられる人に

琵琶周の宿でもコアトレするH井くん

はじめまして!1回生漕手の江口隆真です。京都レガッタのクルー紹介に引き続き2回目のブログになります。最近早朝がぐっと寒くなったかと思えばここ2,3日は意外と気温下がりませんね。寒いと思って長袖を着てもすぐに暑くなるので悩ましいところです。来週くらいからさらに気温が下がるみたいなので、体調には気を付けたいですね。合宿所に冬用の毛布を持ってきたので僕はもう無敵です。あとは朝きっちりと目覚まし時計で起きることができれば文句はないんですが、、、そういえば最近街中で金木犀の甘い香りが鼻をかすめるようになりました(今年初めて金木犀がどんな匂いか知ったのは内緒)。ここ何年かは夏の暑さが終わるとすぐ冬の寒さが来る感じがしていたので、久しぶりの秋らしい秋の訪れにワクワクしています。やっぱり秋が一番好きみたいです。

改めて自己紹介をします。文学部人文学科の江口隆真といいます。京都の堀川高校出身で、高校時代はテニス部に所属していました。高校にボート部があったので、多少はボート競技について知っていました。ボート部に入部することを決めたのは、確か新歓ボートレースの1回目でした。それまでほかの部活やサークルの新歓にはほぼ行っていませんでした。というのも入学当初の僕は、どうしてかボート部に運命的な何かを感じていたからです。ボート部の新歓に行ってみて、イマイチだったらほかの新歓に行ってみようと思っていたのです。そして迎えた新歓当日、水上を疾走する爽快感と、先輩方の日本一にかける熱意に魅了され、気が付いたら新入部員を迎え入れる立場になっていました。

もう一つ、ボート部への入部を決めた理由があります。それは、高校時代の親友の影響でした。彼とは高校2年の時からの付き合いで、彼はボート部に所属していました。彼は底なしの体力と、目標のために必死に努力するストイックさを持ち合わせており、高校時代に多くの輝かしい戦績を残しています。そんな彼の姿に憧れて、彼のようなかっこいい漕手になりたいと思って、ボート部への入部を決意しました。経験者と未経験者の差は大きいですが、人一倍努力していつか彼を超えたい。密かな野望です。そして、彼が僕に影響を与えたように、いつか僕も、誰かに良い影響を与えられるような人間になりたいと思っています。

まじめな話は苦手なので、入部してからの約半年で印象的だったことを2つ、軽く紹介して終わります。一つ目はなんといっても琵琶湖周航(8/8-11)ですね。ほかの1回生も書いているのでご存じかと思いますが、やっぱりボートで琵琶湖を一周するというのは大変でした。みんなと同じように、僕自身も4日間で4kgも体重が落ちたというのが過酷さを物語っていますね。でもその分、最終日船台に帰ってきたときの達成感は人生で初めて味わうものでした。朝3時に起きて満天の星空のもとでボートを漕いだり、琵琶湖北方で文字通り荒波に揉まれたり、本物のお寺で肝試しをしたり、、、今思い返すだけで何時間も溶けてしまうような、色濃い思い出ばかりです。

 

 

肝試しの時のN嶋くんです。こわいね

2つ目は、先輩方のインカレ観戦(9/6-8)です。にぎやかな同期と青春18きっぷを使い、京都から東京まで約9時間の鈍行。久々に大学生らしいことしました。振り返っても大学生らしいことしたのは両手で数えられるくらいしかありません。大会オフをフルに活用して、大学生活を謳歌したいところです。そういえば途中で寄ったさわやかのハンバーグおいしかったな。あと熱海のビーチもよかった。次こそは温泉入りたい!あとは東京観光も楽しかった。さすが東京って感じしましたね、、、ヒトオオカッタ。話がそれてしまいました。先輩方の試合を見て、ボートに対する向き合い方が大きく変わりました。それは、日本一を実感できたということが大きかったのだと思います。もちろん、インカレ観戦以前に日本一を考えていなかったかといえば、決してそうではありません。ただ、全国の舞台で活躍している先輩方を実際にこの目で見て、改めて実感の伴うものとして、部の目標に向き合うことができたのです。いつか自分も全国の舞台に立って、誰かに勇気を、影響を与えたい。そう思わせてくれた出来事でした。

結局最後はまじめな話になってしまいましたね。次はもっとカジュアルに書こうと思ってます。拙い文章を読んでくださりありがとうございました。これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。