こんにちは。2回生スタッフの田中です。
先日、遠征主担当を務めた新人選が終わりました。運搬とエントリーが上手くいき、皆がレースに出られて、無事に戸田から帰ってこられたことを嬉しく思います。遠征主担当を務めるのは4月の西日本選手権に次いで2度目で、規模は違えどその時よりも自分から準備を進められた気がして成長を感じています(もちろん担当補佐である凪さんにたくさん助けられました!ありがとうございました!)
成長というと、この1年で大きく変わったなぁと思うことの一つに漕手との向き合い方があります。向き合い方、といってもそんなに大層なものではないです笑
新人期は上回生とは別で練習をしていて、新人スタッフが1人だけしかいないという状況がかなりあったように思います。私ができたのはランのタイム取り、コアトレのカウント、水上でのビデオ撮りぐらいで、疲れている漕手の横で何も頑張れていない自分1人が情けなくて、罪悪感のようなものを少し感じていました。漕手同士の練習に関する会話にはついていけず、すごいね、とかお疲れ様、とかしか言えなかったです。また、その時はまだ上回生スタッフの輪に入っていくのも難しかったので、私の新人期の会話の6割ぐらいは水上監視中の新人スタッフコーチ2人との会話が占めている気がします笑(それはそれでいい思い出)
当時と今の違うところは、スタッフとしての頑張りに自信を持てるようになったことと、漕手により関心を持つようになったことです。
スタッフはたしかに漕手と比べたら体力的なしんどさは少ないと思います。けれどもスタッフにはスタッフの大変さがあります。遠征業務や部門業務、普段の監視やエッセン作り、そのどれにも責任があって、だからこそしんどさもやりがいも感じます。頑張りを感じられなかったビデオ撮りも画角に艇を収めて手ブレが少なくなるように意識しています。もう以前のような罪悪感は感じません。
クルサポも頑張っていることの一つです。今でも漕手同士の会話になかなかついていけないのは変わっていなくて、知識がどんどん増えているみんなの発している言葉はむしろわかりづらさが増しています。難しい横文字ばかりに聞こえます。ただ、よくわからないなりに反省を読んでみたり、クルサポに行く日にはメニューを確認したり、モーションビデオを見てみたり、漕手の話を聞いてみたりしました。新人期には漕手がどんな練習をしているのかなんて知らなかったし、知ろうともしてなかった気がします。ちょっとだけ理解が深まると、レースを見るのも楽しくなりました。
引退までのあと2年、長いようできっと短いんだろうなぁと思います。できることがまだまだあるはずなので、無理しない程度に頑張っていきたいです。