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残る季節も

お世話になっております。
京都大学ボート部3回生スタッフの清水華子です。

 

3回生ともなると学部卒業を間近に感じてしまいます。1回生のころの初々しい感情やさわやかな思い出は昨日のことのように思い出せるのに、もうすぐ学部が終わるなんて信じられません。全然もうすぐじゃないじゃん、ってつっこまれるかもしれないですが、学部生の間に見られる桜はあと1回だけだと考えるともうすぐじゃないですか?

 

以下は自分語りです。興味がない人は最後までスクロールして写真集を見てください。

 

私は自然が好きです。自然って結構幅広い言葉で、人によってどこが好きでどこが興味ないとかありますが、そこは割愛。大学に入るとその「好き」はもっと深くなりました。なにせ森林科学科ですから。

森林科学科に入って、木の名前をたくさん覚えました。割と頑張ったんじゃないかと、今になると思います。そもそも私の出身ではスギもヒノキもめずらしいし、咲いてる桜の種類も違うし、モミジも全然ないし、木の種類なんて森林の様子なんて全く関西と違う。大学に入ってまさかのカルチャーショック。見える緑の種類が違うというカルチャーショック。木の名前を覚えようと入学前から図鑑を手にして地元の森をゆっくりゆっくり歩いていたにもかかわらず、その努力むなしく「オオバギ」などが存在しない世界が大学生活でした(「オオバギ」は名前は有名ではないですが沖縄のいたるところに生えています)。

 

しかし、木の名前言えるのかっこいいという憧れはあるし、そもそも実習で木の名前を覚えないといけないし、座学でも先生が気の名前を言ってどれかわからないと普通に理解できないときがあります。この2年間は結構頑張って木の名前、覚えたんじゃないかなあと思います。ボート部の幾人かは、私といえば木だと思ってくれていることでしょう。

それでも学科の中では中では知識なんて足りないほうで、上には上がいて、そんな人たちを見てると自己肯定感がだだ下がりなわけですが、こうやって振り返ると結構頑張ってる。うん。沖縄から来たにしては。

でも、好きなことだから頑張ったのは辛くなかった、逆に楽しかったです。これは新たな発見な気がします。好きなこと頑張るの楽しい。

 

まあそんな風に、時間軸を季節で、花の咲く時期でとらえてしまう私は、残りの桜1回の間に自分が学部生のうちにやりとげたかったこと、って何だろうと考えるのが最近の趣味でした。

 

大学4年間というのは受験期も含めた高校3年間や授業ばかりの中学3年間よりも、自由で長く感じるもの。だから大学は言ったときに目標や目的がなくても焦らないし、あったとてちょっとふらふら違うことしてみよっかなーってなるもんです。

 

私は割と大学でやりたいことを明確に持って入学してきた質の人間です。それでもいろんなことに血迷って、結局今でも何かを成し遂げた気はしていません。

大学でやりたいことがあった人もなかった人も、これまでとは違ういろんな体験をして、自分の興味のままに授業を受けて、自分と意気投合したり興味分野が同じだったりする人と話す機会がたっくさん増えて、っていうのが大学です。大学に入ってとりあえず自分の自由を謳歌するべくやりたいことをして、そこでいろいろな経験をして、またやりたいことを見つけていく、大学っていいナ。

 

やりたいことがたくさんあると、何かをあきらめなければいけないのが世の常。でも、きっと全部それぞれの良さがあって、切るに切れない関係のものもたくさんあって、それで迷うことが幾度となくありました。それぞれでしかできないことが、今しかできないことなのか、そこでしかできないことなのか、なくなったら自分や人生はどう変わっていくのか、そんなことを考えながら、どれもずるずる続けています。

 

この大学の学部時代で、雪が見れるのはあと2回、桜が見れるのはあと1回、アジサイがみられるのはあと1回、キンモクセイも1回、紅葉とツバキはあと2回。最後の季節1周分、やりたいことやっていきたいな。

 

初めて誰の名前も出さないブログを書いてしまい、それだとつまらないので写真集を載せます。

・インカレ中の仲良しスタッフ

ひまりがはこちゃんの分を、4回生のお二人がりほとたなちの分を、私と小杉は自分の分だけ払い、なんともいえない立場になっていました。

・ちーとにこちゃんが沖縄に来てくれました。(そういえば引退済みの某お二方から沖縄のお話を聞きたいな。)
(ちーが目をつぶりすぎていて、なかなかいい写真がない、、)

・冷蔵庫の不調(?)、頑張り(?)により、大きい氷ができたね、、、!!な花

・開いてくれて誕生日会、オイコスも気になるけどハチマキが懐かしいのも気になる

・ことはちゃんとのボートホルダー、楽しかった。エンパのシングルつかみやすくて好きっていうので意気投合。

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