新勧向けのblogを書いていて、最後に見返したら全く新歓向けではなかったので、この記事は没になりました。ですが、せっかく書いたしこっちにあげるかぁと思い投稿します。最近はブログを書いてくださる部員が少ないので、ちょうどいいですね、みんな書いて!!!
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新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!京都大学ボート部スタッフ新4回生の三木淳陽です。
気づけばもう4回生。ついこの間まで新入生の気分だったのに、時の流れはあっという間ですね。今回は、僕の留学経験が少しでも皆さんの参考になればと思い、お話ししたいと思います。
僕は京都大学の交換留学制度を利用し、オーストラリアの大学に1年間留学しました。派遣先を決め、語学試験を受け、出願して、渡航。こう書くとシンプルですが、研究室決めと時期が重なり、スケジュール管理が大変でした。そして、この記事を書いている今、オーストラリアは夏休みの真っ最中。なんと3か月もあります。帰国せずに過ごす僕にとっては、暇すぎて逆に困る長さです。そこで夏季研究に応募してみたら、まさかの採用。軽い気持ちで申し込んだのに、こんな展開になるとは予想外でした。
現在はNetgwasというパッケージを使い、農作物の収量に関する研究を進めていますが、なかなか思うようにいきません。毎週金曜日のミーティングでは、アドバイザーに鋭く指摘され、エラーとの戦いが続いています。コードを走らせる日々に、「僕、研究向いてないかも…?」と思うことも。もともと人と関わるのが好きなので、ずっとパソコンと向き合うのはなかなかしんどいですね。院試についても悩みが尽きません。
それでも、留学して良かったことはいくつもあります。まず、健康志向が爆上がりしました。オーストラリアの物価は高く、外食すれば財布が一瞬で軽くなります。そのため自炊が当たり前になり、自然と食生活が改善されました。朝はバナナとギリシャヨーグルト、昼はサンドイッチ、夜はカレーか肉じゃが。間食にはフルーツを摂るようになり、ブドウが1kg400円、バナナが1kg250円と、日本より安いものもあって助かっています。
次に、運動習慣が身につきました。一人で過ごす時間が増えると、人は筋トレを始めるらしいです。僕もその例にもれず、週に3回ジムに通い、週15kmのランニングを続けています。特に川沿いを走ってフェリーで帰るルーティンが最高です。また、なぜか周りにテニスをする友人が多く、流れで始めてみました。まだ初心者ですが、ようやく「これなら一生続けられるかも?」と思えるスポーツに出会えた気がします。
そして、日本について考える機会が増えました。ある日、シェアメイトのインド人が「インドの外務大臣が来るんだ!彼は超スマートでパワフルなんだ!」と興奮していました。それを聞いて、「日本の外務大臣って誰?」と尋ねられたのですが、即答できず、Wikipediaで調べることに…。出てきたのは、まったく知らないおっちゃん。ちょっとショックでした。そこから政治に興味を持ち、日本にもトランプみたいな強いリーダーがいたらどうなるのか、なんて考えるようになりました。
セメスター期間中は基本的に図書館にこもり、課題や勉強に励んでいます。テスト期間に苦しみたくないので、ここは努力あるのみ。それでも、留学で得るものは本当に大きく、残り5か月、しっかり楽しみながら学んでいきたいと思います。Byeeeeee
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うん、やはり新歓向けではなかったですね、他の部員のブログも楽しみです!