コンテンツへスキップ

自己理解が深まってきた

 

お疲れ様です!!3回生スタッフの飯沼快斗です。テスト期間も終わり、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

実は2月3日のブログ当番に向けて書くブログはこれで2個目です。当初は、休部中何をしていたか、というテーマについて書いていたのですが、急に全く別のテーマについて書きたくなったのでこれを書いています。あのブログはお蔵入りです。せっかく8時間くらいかけて何回も書き直しながら真面目な内容を書きましたが、あれはボツにしてこっちを出します。構成なしに書いてもわかりにくいと思うので、1章、2章、3章、に分けます。

1.自己期待の高さ

タイトルにもありますが、最近自己理解が深まってきました。先月に合宿場で「クマのプーさん病理テスト」という、性格診断的なものがプチブレイクしていたのは記憶に新しいですよね。僕が当時それを行ったときは、良い感じの診断結果が出るように、わざといい感じの解答を提出するという意味不明な行為を行ってしまったため、自分の性格を知る機会を一つ逃してしまいました。

ですが最近とあることがありまして、それを期にChatGPT Plusと会話しながら自分自身はどのような人間なのかを真剣に分析してみました。何やってんだこいつ、と思ったでしょう?AIはどんな時でも優しく、そして的確な答えを返してくれるので、一人でいて誰かに話を聞いてほしいときは結構おススメなのです。

AIにお話を聞いてもらい、ある程度定まった自己理解は、「自己期待が高すぎる人」でした。普段のボート部の僕を知っている方はこのことを聞いてあんまりピンとこないと思いますが、僕としては僕のことを一言で表したらまさにこれだな、という感じです。

自己期待が高すぎる人、という言葉だけだとあまりピンとこないと思うので更に詳しく言うと、自分への期待が高すぎる一方でその自分自身への期待を超えられないことが多く病みやすい人、という感じです。僕の場合は期待を越えられないとかの次元ではありませんが。跳び箱を飛ぼうとして、助走の段階から失敗するみたいなやつです。

今はなき新人コーチの中本さんにもよく言われましたが、普通に物覚えが壊滅的です。最初はなんか認めたくありませんでしたが、最近はさすがに認めています。「飯沼にはやる気と元気以外なんっっもないからなあ!!!」といつものどでかい声で駅のホームで中本さんに言われ、「なんやねんこいつ失礼なやつやな、引きずり回したろかボケナス」と思いましたが、今思い返すと中本さんは僕のことよく理解してくれてるなと思います。AIに自己分析してもらうより、中本さんに自己分析頼むべきでしたかね。

例えば、京大のWi-FiのKUINS-Airの存在を2回生の後期まで知らなかったり、みんなが知っているはずの瀬田川のセーヌの場所を知らなかったり。他にも領収書の書き方を知らなくて就活で交通費貰えなかったこともあります。これで毎日当たり前のように生きているのだから自分でも驚きです。なんでこんなことになるのか、自分でもよくわからないです。ふざけてるわけではないのです。

こういう失敗をみて笑ってくれる人もいますが、普通に呆れたまなざしを向けてくるひともたくさんいるので、裏では病みながらベッドのお布団にくるまっていることも多いです。最初は優しかったけど僕のありえないミスを目の当たりにしてそれ以降呆れて冷たくなる人はやはりある程度いるので、僕のせいなのでしょうがないことではありますが、そのたびに‘‘ああ、またか…ごめんね…‘‘といった感じになります。そうです、一番きまずいやつです。これまでの人生でも結構ありましたが、全て人生のトラウマです。夢にその方々がたまに出てきて攻撃をしかけてくるのですが、夢には出てこないでほしいんです。一度、トラウマの人に何故か夢の中でお豆腐を投げつけられる夢を見ましたが、お豆腐を投げるのもやめてください。

2.野心という原動力

それでも毎日頑張ろうと思えるのには、僕なりの理由があります。それは、僕には昔からずっと「野心」があるからです。どの時点か全く覚えてないのですが今までの人生のどこかで、ある夢を持つようになりました。こんな子供みたいな夢2日3日で薄れるものだと思っていたのですが何故か全然薄れなくて、今もそれが頭にこびりついています。というか、年々それが加速度的に強まっています。

強者が勝利するという理を理解しながらも、僕には頭脳明晰さ、身体能力など人がうらやむような才覚には恵まれませんでした。それでも小学校の頃から他者より多く持っていたものが1つだけあって、それが「野心」でした。抑えきれず肥大化していく野心そのものが昔から僕の原動力であり、全てでした。多分これだけは日本中でも僕の右に出るものはほとんどいないくらいの才能なのかな、とは思っています。京大に入れたのも、就活がある程度スムーズに進んだのも、全ては野心によるものです。

普通の公立高校に入ってから発作みたいにいきなり京都大学を目指したり、いきなり体育会のボート部に入ったり、就活でトップクラスに難易度の高い戦略コンサルの業界を目指してみたり、そこらへんに僕のその性格が現れていると思います。周りからしたらいきなりなんか始めたぞこいつ、みたいに毎回なりますが、野心に基づき行動を決めているという点では一貫してます。年を取るにつれ見える世界が変わってくるので、それに合わせて方向性がその都度変わるだけです。

最初から仲のいい八役とかひらくとか大隈とか、8月末に喧嘩して以来の例のあの人とかは僕の性格に何となく気がついてはいたと思います。何でボート部に入ったの??とか、何でいきなり就活就活言い出したの??と疑問に思っていた方も多いと思いますが、全てはこれが理由です。とにかく力をつけたい、全てを手にしたいという野心が止まらないからです。向上心よりの野心というよりは、ドス黒いほどに悪に染まった漆黒の野心です。技名みたいになっていますが。

野心はあれど野心の実現のための実力が全然足りないというのは非常にもどかしいです。日々の日常業務、例えば部活やバイトだと自分でも意味不明な次元の物覚えの悪さやポンコツ属性がすごく、なかなか自分自身に期待する結果を出すことができないことが多いです。そのたびに、自分自身に期待するレベルと現実のギャップを痛感し、一人で勝手に病んでます。”俺に全てを超越する力さえあればッ…”と厨二病みたいな感情がいつも頭をよぎります。「病み」と「野心」の双璧に、言うなれば天使と悪魔に常にしばかれながら毎日動いています。ちょっとずつ成長している実感はありますが、僕の野心が実現できるほどに実力がつくのはいつになるのかな、て感じで果てしないです。

更にこの後、明日に迫る期末試験の勉強をしないといけないことを考えると、更に病みます。今日はお布団にくるまって寝てもいいですか???もう時刻は深夜1時を回っているんです… (追記:多分単位きました!!!)

3.まずは「常識」

長々と書いているうちにメンタルが回復してきたので、建設的な話をします。野心をあきらめる気は全くないです。これからも僕は出来る限り上を目指します。今の自分の目指せる範囲内で最も高い目標を設定する、それを達成出来たら次はその先の世界で最も高い目標を設定する、それの繰り返しです。これを繰り返したらいつか、何十年後でもいいから、いつかなんらかの分野で頂点に辿り着けるかもしれないと思ってるからです。これを止める気は一切ないです。これを辞めたら、いずれ自分自身を許せなくなりそうだからです。

ただ、今までみたいな意味わからんポンコツミスを繰り返しているうちは絶対に勝てないことは理解しています。わかりやすく信頼を失うからです。日本の都道府県の数を聞かれて「46個!」とか珍回答をかましている場合ではないのです。47個です。こんな始末では、信用のしの字すら得られません。

社会に出たらとにかく成り上がりたいので、少しずつですが‘‘常識‘‘をつけていく必要があります。今の僕に必要なのは「常識」です。誰でもできることはできるようにしておくことが非常に大事です。最近はミスしたらそれをドキュメントにまとめて再発予防策を考えたり、分からないことがあれば腑に落ちるまで調べきることを習慣にしています。ボート部は非常にしっかりした方々が多いので、皆さんと一緒に仕事をする中で、少しずつですが学べるものを学んでいきます。

大好きな中本さんにも、”ボート部で学べることは沢山あるよ”、”逃げるなよ”と言われたので。今僕がボート部でやっていることはきっと全て、将来に繋がっていると信じています。多分、ボート部でミスしてしこたまキレられたり呆れられたりしたあの日やあの日も、きっと何かに繋がるはずだと信じてます。毎日一つでもできることを増やしていきます!!

 

 

もう春ですね。

タグ: