コンテンツへスキップ

文春砲

こんにちは、M1漕手の鈴木康太です。
現在、東日本選手権に出漕するため戸田に来ていますが、大会前恒例のUNOに負けてしまい、たぶん1年ぶりくらいにブログを書きます。
UNOに負けたからクルー紹介をします、というブログを最近よく目にするかと思いますが、大会前にクルーでUNOをするのがいつから恒例になったのか、はっきりとは覚えていません。
1、2回生の頃はやった覚えがないので、本当につい最近のことだと思います。
この大会前のUNO、かなりおすすめです。
大会前の緊張がいい感じにほぐれますし、何よりクルーでボート以外に楽しい時間を共有できるのはとてもいいことです。
ボートはどちらかと言うと内向的なスポーツだと思います。
艇上では、どのように体を使えばより艇が速く進むのか、試行錯誤しながら何回も何回も繰り返すことで、自分の中にいい感覚を定着させていく必要があります。
その繰り返しの結果得られる感覚は、人それぞれ違います。
また陸上では、例えばエルゴで自己ベストを更新したければ、それまでの自分の限界を自分の意志で超えなければなりません。
とても苦しいです。
逃げたくなります。
弱い自分が出てきます。
でもそんな弱い自分に打ち克ったとき、漕手としてだけではない成長があると思います。
ちなみに僕はかれこれ3年間自己ベストを更新していません…!
しかし、ボートは究極のチームスポーツとも言われるように、クルーボートにおいてはクルー内のコミュニケーションがとても大切です。
動きを合わせることはもちろんですが、人それぞれ違う漕ぎの感覚をクルーで共有しなければなりません。
そして、そのような技術的な部分以前に、そもそも人それぞれ性格や考え方が違って当然です。
クルーボートは、いろんな考え方や漕ぎ方を持った人が集まって、お互いに補い合ったり衝突したり妥協したりしながら、ひとつの艇を進めるというところに難しさがあると思います。
それは人数が増えれば増えるほど難しくなります。
中には馬が合わない人もいるでしょう。
しかし、それで心を閉ざしていては艇も進みません。
大袈裟ですが、だからこそボート以外でクルーで楽しい時間を共有できるUNOはおすすめです。
対校エイトにもいろんな人がいますので、ここで紹介します。
選手としては院生の僕が最年長なので、老害かまして上から目線で書いていきます。

COX、岩田
2回生の頃までは生活態度、練習態度ともに不安に思うことが多かったが、今ではすっかり成長して対校COXを安心して任せられる存在になった。
ちょうど欲しいときに欲しいクライを入れてくれるのがとてもいい。

整調、牧
丁寧で正確な漕ぎからは、誠実な人柄が見て取れる。
誰に対しても基本的にめっちゃ塩だが、ときどき京都駅で幸せそうな顔をしてぴょんぴょん歩いているのを見かける。
独り身の僕は顔を合わせないように隅の方をこそこそ歩かなければならないので、少し迷惑している。

7番、鈴木康
大学院でも漕手として頑張ることにした。
研究との両立に苦しんでいるが、研究も部活もできる限りのことをしていこうと思う。

6番、水野
朝から腸が活発に活動する。
あまり臭くないおならをよくする。
京大ボート部随一のウェイ。
しんどいメニューになると、よく艇上でしんどいしんどいと愚痴っているが、なんだかんだしっかりこなす真面目さもある。

5番、福森
朝から腸が活発に活動する。
かなり臭いおならをときどきする。
京大ボート部の主将にして圧倒的エースだが、その精神年齢は思春期の男子高校生そのもの。
頭の中は女の子への興味でいっぱいで、口を開けば女の子のことばかり。

4番、田村
朝日レの後、ペアに誘ってくれてありがとう。
最近少し苦しんでるみたいだけど、努力するのと無理するのは違うので、休むときはきちんと休もう。
真面目でストイックな性格なので難しいかもしれないけど、もう少し肩の力を抜いて気楽に構えたらいいと思う。

3番、中山
脳筋。
声もいびきも動作のひとつひとつも全てがやかましいが、とても人懐っこい性格で憎めない。
同じく3回生の上田のことが大好きで、よくいちゃいちゃしているが、図体のでかい男2人の絡みは非常にむさ苦しくて見るに耐えない。

2番、向井
朝から腸が活発に活動する。
トイレに駆け込みがち。
ボートに対する感覚の鋭さ、体の使い方、艇の動かし方は京大で一番上手いと思う。
再来週のゼミの発表の準備がやばいとか言いながら、隣のベッドでずっとゲームをしている。

バウ、鈴木順
運動神経抜群で、2kgの重りをつけてもなお、僕より近江ランが速い。
話していると頭のよさを節々に感じる。
順也が同じクルーにいてくれると、個人的に安心感が凄い。
いい年して、おにゃんこ大戦争とかいうクソゲーにはまっている。

学生コーチ、稲賀さん
現役引退後、一時期コーチをしていた僕からすると、どうして人のためにそこまでできるのか不思議なくらい後輩思い。
毎朝京都の下宿から朝練のために瀬田まで来てくださる。
クルーミーティングのたびに思うのだが、最近どんどん上半身がごつくなってる気がする。

今回の東日本選手権は、藻の繁茂のため1500mレースで行われますが、レーン内には刈りきれてない藻がまだまだたくさんあります。
また、それに伴い大会スケジュールも大きく変更されています。
いろいろとイレギュラーなことが起こる大会になりますが、インカレ前に戸田で漕げる貴重な機会なので、どのような状況になってもしっかりと自分たちのベストを尽くします。
応援よろしくお願いします。

鈴木康太