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let’s 倫理学

お久しぶりです!3回生スタッフの神部葉子です。

気づいたらあっという間に3回生になっていてびっくりします。まだ18歳なの!?と驚かれる側から驚く側になりました。1回生の初々しさはもうないけど、今が一番楽しいです。

 

今回は私の最近の学業について書こうと思います。え、神部さんって勉強するんですか?という声が各所から聞こえてきます。ばかにしないでください。

私は文学部なのですが、3回生になって少人数の専修に分かれて、私は倫理学専修に配属されました。

「学問としての倫理学は、広い意味での人間の行為一般に関する哲学的な考察から出発します。そもそも行為って何なのでしょう。また、なぜ道徳などという不思議なものがどんな人間社会においても存在するのでしょう。こうした素朴な疑問を発することが倫理学の出発点なのです」

京大のホームページにはこう書かれていました。倫理学といっても幅が広く、カントやミル、ニーチェなど昔の哲学者の文献を読み解き、議論するようなものから、死刑制度、安楽死、動物虐待、環境問題など現実的な問題を倫理的側面から考える応用倫理学、嘘をつくことの是非、善とは何かなど抽象的な事象について議論する哲学よりの分野まで、多岐にわたっています。

私は答えのない/出すのが難しい問題についてぐるぐる考えるのが昔から好きで、それができると思ったので倫理学専修を選びました。

今はカントの純粋理性批判という本を読む授業をとっているのですが、それが本当に難しくて、昔のようにぼーっと座って授業を聞き流すのではやり過ごせなくなってきました。

直近の授業は否定的判断(SはPでない)と無限的判断(Sは非Pである)の表す範囲の違いについて考える、というものでした。院生やドクターのかたならまだしも、学部生でもすらすら議論ができる人もいて、素直にすごいなあと思いながら頑張って聞いています。

自分の見据えている分野は古典ではなく哲学、心理学寄りの分野なので、普段考えてもどうにもならないのに考えてしまうことが学問として成立することが嬉しいです、!たとえば、私たちは日々選択や判断をするときに、自分は論理的に判断していると思い込みがちですが、そもそも感情が元にあって、直観的に魅力を感じている方に色々と理由づけして、いかにも論理的に考えているふうに見えているだけで、全ての判断は感情によるものではないか?とかです。これはモラルサイコロジーとよばれる分野に分類されるらしいです。こんな考え事にも学問の名前がつくなんて、ありがたいですね。

来年はもうちょっと時間ができると思うので、いろいろな文献を読んでいきたいなと思います。

これで勉強の話は終わりです。

最近のお気に入り♪

 

新歓期の皆さんです。わちゃわちゃしててかわいい
最近一番ハマっている鈴木真海子さんの曲!他の曲もめっちゃ素敵〜
タイカレー屋さん「アオゾラ」  ココナッツ系のマイルドなカレー。感動しました。絶対通います
にこさんとひまりさんのおすすめ、ブラウニーブレッドアンドベーグルズで買いました。気に入りすぎて週5で行きました。
5月なのに花火した
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