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たーにんぐぽいんと

お久しぶりです。京大ボート部3回生スタッフの森本耀介です。

 

気づけばボート部の中で残された時間はもう半分を切ってしまいました。背中を見続けていた先輩もあと3か月もすれば一線を退きます。

 

自分たちの代が本格的に「京都大学ボート部」を先陣切って進めていく時が刻一刻と近づいていることに対して、ワクワクしつつも無意識下では覚悟がまだ追い付いてないのか正直漠然とした不安も拭えていません。

 

振り返るとここまで本当にあっという間でした。2年前の新人期の思い出ですら、遠いようで最近のことのように生々しく思い出せて不思議です。

 

過去から漁ってきた琵琶周のベストショット。

 

ところで、時間の心理的長さが年齢に反比例するとすれば、90歳生きた人の人生の体感時間の折り返し地点は20歳だそうです。信憑性はさておき、ここ最近時が過ぎる速さを実感している丁度20歳の自分にとってはかなり不安の種ですね。

 

ただ一方で新鮮なことを味わうほど体感時間が延びるという説もあるので、半分のボート部人生を漕手として過ごし、もう半分をスタッフとして全うしていく自分にとっては、少なくとも今が寿命の延ばし時ですね~

 

この前行った大阪万博。ドイツ館が見応えあった。

 

今は、他の117期の皆にとってはボート部人生の重大な節目ですが、自分個人にとっては何より漕手人生からスタッフ人生への転換点でもあるんです。

 

2年間の漕手歴を持つスタッフとして何が必要とされているのか。最近はこのことを考えている時間がとても多いです。漕手をある程度経験した自分にしかできない何かがあるんじゃないかと。ただ、手振れを抑えつつ全てのオールが映るようにビデオを撮ったり、モーションノートを催促したりしていても、それで経験を生かしきれているとはまだ言い難いです。今は自分が漕手としてやってもらったら喜ぶであろうことを実践しているつもりですが、実はそれで既に良いのかなと思う時もあります。

 

スタッフという役職は、自分で成長しつつ他人のことを気遣うという点ではこれまで取り組んできたチームスポーツとも通じる部分はありますが、どうしてもボートが主役である以上漕手よりも他人(主に漕手)への気遣いに重点を置いているようにも見えます。ここからは意見が分かれるところと思いますが、自分は行動に対する見返りはそこまで求めない(というよりはあまり関心がない)というスタンスのため、気遣いに重点を置かれている状況への抵抗感は特にありません。(もちろん他人からの恩はしっかり返します。そこまで冷たい人間ではないです。)漕手の求めるサポートができるスタッフとして成長するのみ。気遣い上等!!!!

 

助手席から見る瀬戸内海。免許取ったから今度は運転席から見たい。

今回は割と真面目な内容になりました。様々なターニングポイントを過ぎた自分ですが、これからも貪欲に成長を求め毎日新しいことに挑戦します!!

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