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もう9月

瀬田川から見る雪景色。これだけは生涯忘れないと思う。

皆さんこんにちは。4回生の梶原考貴です。もう9月ですね。2年前のインカレに、スタッフとしてでも、漕手としてでもなく観戦しに行った時のことを、今でもよく覚えています。前年のM4-準優勝を目の前で見た感動や、いつかこの舞台に立ちたいという気持ちが、薄れてしまっていることに突然気づいたのです。その時、一度スタッフ転向してみよう、どうしても漕ぎたくなったらまたその時考えようと思いました。中学、高校と体育会系の部活に身を置いていた自分にとって、人のために時間を使うことはおそらく初めての経験でした。転向する前は、自分には向いてないかもしれないと考えたこともありましたが、結果的にはその後約2年間、一度も辞めたいと思うことはありませんでした。1番の理由は、応援したくなるような同期・先輩・後輩が沢山いたことでしょうか。特に、何度怪我をしても復帰して、4年の最後まで漕ぎ続けることは、到底自分には出来なかったことであり、本当にすごいことだと思います。ボートに対して情熱を持ち続けて、生活の全てを競技に捧げている選手は、無条件に尊敬に値しますし、最後の大会で報われてほしいと心から願うようになりました。そんな選手陣を、同じ選手や、コーチの次ぐらいに近くでみて、サポートする立場も、想像していたよりずっと楽しく、やりがいのあるものでした。ですが、やはり、今自分が漕いでいたらどうなっていただろうと考えることはあります。

今怪我に苦しんでいる人や、モチベーションを見失っている人へ。こんな自分が偉そうに頑張れとは言えません。しかし、同期や先輩がインカレの大舞台で活躍している姿を見て、自分もそんなふうになりたいと思えたら、まだまだ遅くないと思います。4回生の夏に自分がどうなりたいのか、それだけは常に忘れないで欲しいと思います。

スタッフの皆さんへ。応援できる理由を探しましょう。皆さんにとって、ボート部で過ごす3年半は、義務感だけで続けるほどの義理はないでしょうし、ノリと楽しさだけで乗り越えられるほど短くないと思います。

まとまりのない文章になってしまいましたが、最後に一つだけ。皆さんのおかげで総じて楽しい3年半を過ごせました。本当に感謝です。引退を迎える4回生、ガンバァ!!

また新人コーチとして舞い戻ってくると思います。その時はよろしくおねがいします。