はじめまして、一回生漕手の古田友です。ボート部に入部してから早くももう5か月が過ぎました。大学は後期の授業が始まってしまい、夏休みのボート部漬けの毎日がちょっと恋しいです。初めてのブログなので、他の一回生に倣い、私も自己紹介とボート部に入った経緯を書こうと思います。
私は東京で生まれ、3歳まで東京で過ごしたのちに愛知県へ引っ越し、名古屋市で育ちました。高校は旭丘高校というところで、ボート部もあったのですが、私は弓道部に所属していました。高校に入って結構すぐに弓道部に入ることを決めてしまったので、ボート部の試漕会には参加しませんでした。今思うと、もし高校でボート部の試漕会に行っていたら、高校でボートをやっていたかもしれません。でもそしたら逆に大学ではボート部じゃなかったかもなとも思います(笑)。高校では素敵な友人に恵まれ、とても楽しい3年間を送りました。
高校生の頃は大学では適当にいくつかサークルに入って、バイトをして、月一で旅行をして、できたら留学もして、たくさん遊ぼうと多くの人が思い描くような大学生活を私も考えていました。ですが、浪人していた時に、先に大学進学した弓道部の友人が大学で部活に入り、毎日走り回っていると聞いて、すごいなと思うとともに、大学で部活をやるのもありかもとうっすらと考えるようになりました。けれど、浪人生活も後半に差し掛かり、そんなことは徐々に忘れていきました。
そして、無事大学に合格することができ、引っ越しの数日前にサークル大百科を見ていた時、入りたいと思えるサークルが特になく、そういえば部活に入りたいなんて思ったこともあったなと思いだしたのです。そのときは、大学でも弓道を続けようと思い、両親にも「弓道部に入るかも」と伝え、京都へやってきました。しかし、参加した弓道部の新歓で、4年間弓道部でやっていく自分の姿があまり思い浮かばず、迷っていたところ、同じく弓道部の新歓に来ていた一回生の子にボート部の新歓に興味があるから一緒に行かないかと誘われ、ボートレース新歓への参加を決めました。
初めて参加したボートレースでは、水上で艇を動かすのがとても楽しくて面白いなと思ったのですが、いい経験ができたなというくらいの気持ちで、合宿所生活への抵抗もあり、入部する気はあまりありませんでした。ですが、新歓の罠にはまり、2回、3回とボート部の新歓に参加するうちにボート部の雰囲気の良さを感じたのと、こんなアツいことできるのは大学生が最後かもなという気持ちが芽生え、入部することに決めました。
入部して初めての京都モーションの3.6kmのランは、人生でそんなに運動をしてこなかったのと、一年間の浪人生活で体力がほとんどなかったせいで走り切れなくて、途中で歩いてしまいました。そのとき歩きながら、このランが終わったら辞めるって言おう、絶対に辞めてやると思ったのですが、何かをやめようと思ってから一週間は頑張ってみたほうがいいと何かで聞いたことがあったのと、合宿所に泊まるために布団を買ってしまったのを思い出し、あの布団代のためにもあと一週間は頑張ろうと決めました。そしたら、次の週のランで3.6km走りきることができて、人間って一週間で成長するんだと感動し、もっと成長したいと思うようになり、今もボート部にいます。これからも小さな成長でもいいので、日々成長していきたいです。