こんにちは。
3回生スタッフの田中です。
授業と課題と部活に追われて慌ただしく過ごした10月が終わり、11月からは看護実習が始まりました。
ブログを書いている今日は実習中の貴重な平日休みで、存分に休息をとっています。

実習で病院に行って何するの?とよく聞かれるのですが、私たち学生が薬の投与や採血をできるわけではありません。
カルテや関わりの中で得た患者さんの情報を整理して、抱えている問題を導き出し、その問題に対して学生としてできる限りのケアを考え、実施・評価を行うという流れをしています。
問題を導き出すのにも、ケアを実施するのにも、全てに根拠を求められます。
行動に根拠が伴うのは当たり前のようにも思うけれど、いざ言語化しようとすると難しい。
看護師さんや教員に問い詰められ、上手く答えられなくて、落ち込むこともしばしば。
医学的な知識、考察力、判断力、言語化力、そのどれもが足りていなくて、私には向いてないのかなぁと思うこともあります。
それでも、患者さんに「ありがとう」「あなたがいてくれてよかった」と言ってもらえた時、全てが報われるような気がして、
ああ、やっぱり私は人の役に立てたと感じられる瞬間が好きなんだなぁと思います。

これはボート部でも同じです。
ボート部を続ける理由を考えたことはこれまでに何度もあって、考える度によくわからなくなるし、言葉で表現しきれないけれど、
きっと一つには、誰かの役に立ちたいという気持ちがあるのだと思います。
クルサポでビデオを撮った時、
主担当として遠征をやり切った時、
大変な業務を分担して行って無事に終えられた時、
1人では解決できない問題を一緒に考えた時、
「ありがとう」と言ってもらえると嬉しくて、自分がいる意味が少しでもあったのかなと思えます。
自分にしか与えられないものなんてないだろうけれど、
あと1年のボート部生活においても、選手スタッフ問わず誰か1人の力にでもなれたらいいのになぁ~と願うばかりです。
ありがたいことに、9月からは幹部として部を運営していく立場にならせていただきました。
先輩方がしてくださっていたことの大変さを実感し、もっともっと成長していかなければならないと感じる日々です。

この2ヶ月だけでも、学業との両立の難しさに悩んだり、上手くできない自分に腹が立ったり、情けなさに涙が出てきたり、色々な感情になりました。
なるべく迷惑をかけないよう、
少しでも頼りにしてもらえるよう、
できることを精一杯頑張ってまいりますので、引き続きよろしくお願いします。
