いつも温かいご声援をありがとうございます。2回生COXの西尾智志です。クルー紹介は何度か書いているのですが、個人のブログを書くのは久しぶりになってしまいました。当番表を見るとなんと12/31。大トリでした。思い返せば、最近まではブログも出さず、艇管理で与えられた部品購入の仕事も後回し、エルゴの集計もやらない、不誠実な部員でした。もっとも今が誠実であるかと聞かれてもYesと胸を張って言えるわけではありませんが。最後の個人ブログは初ブログ・2024新人選の振り返りが内容でしたのでそれより後のことをお伝えできればと思っています。
※大晦日、紅白歌合戦を観ながら書いています。公開される頃には2026年になっているかもしれませんが2025年のつもりです。
敗北を経て

今まで出漕したほぼすべての大会で悔しく、やりきれない思いを味わってきました。ローイングにおいて、大会で喜べるのはほんの一握り。そのほとんどが優勝クルー。確率的に言えば悔しい思いをしてきたと書くのも当然といえば当然なのかもしれません。
しかし、歓喜の瞬間を味わえる確率がグンと上がる大会があります。それが対校戦。京大でいうところの東大戦です。単純に勝ちか負けの二択。だからこそ勝ちへの執念も半端ではなく、負けた時の無力感・絶望感は底なしです。
東大戦で私は二度の敗北を喫しました。その中でも1回生の冬に味わった一度目の敗北のダメージは計り知れず、皆さんに多大なご迷惑をおかけしました。一人だけ5月から上回生に合流し、止まらず走り続ける生活に耐えられなくなり、新人選で燃え尽きた私は東大戦では既に燃えカスでした。先輩方を勝たせたいという一心で頑張ったものの本番ではコーナリングの大きなミスもあり敗北。心技体のどれかでも欠けていたら最高のパフォーマンスは出せないことを身をもって学びました。一方でこれがトラウマとなり長い間引きずることになってしまいました。
インカレ後から冬季にかけて精神的にしんどくなり、つついたら涙が出てくるような時期によく話を聞いて励ましてくださったにこさん、古郷さん、玉牧さん、直野さん、大隈さん、など皆さんにここで感謝を伝えさせてください。皆さんのおかげで今も好きなローイングを続けられています。本当にありがとうございます。
2度目の敗北は6月。全員が同期のクルー。紆余曲折ありながらも勝てるレベルになったつもりでした。それでもまだ足りませんでした。自分の操舵技術不足に加え、皆の試合経験不足や本番のコンディション、修正力のなさなどが敗因だと思っていましたが、1週間後、東大戦コーチの西尾HC、田中颯人さんと3人で話しあった時に準備不足だったと認識させられました。

今年は何よりも新人選でA決勝に行き、メダルを獲得することを目標にしてやってきた年でした。最新の濃青にたくさん書いたのであまり書きませんが、目標は達成できず。昨年を超えることもできずB決勝2位の6位に終わりました。
それでも、新人選クルーは自分のやりたいことをやれる理想のクルーでした。現状では勝てないとわかっていたからこそ普段のメニューに一工夫加えてレースプランを想定した練習に多く取り組んだり、MAXを出す練習を積んだり、スタートから飛ばすプランに挑戦したり。東大戦の反省も活かしてうまくいかない時は何度も同じことを繰り返したり。その全てが最適だったとは思いませんが、上を目指してチャレンジができました。
昨年から新人選で勝ちたいという私の計画に巻き込んだ平井、長嶋に加えて、清水、井村もみんなが同じ方向を向いて頑張れたんじゃないでしょうか。結果は悔しいですが、B決勝の最後差されてもなぜかやり切った気持ちでした。今まで味わったことのない感情で自分でも驚きましたが、これが2年間の答え合わせだったんだと思います。

つながり
今年は多くの人と出会った年でもありました。旭丘の初漕ぎ会で榊原春奈さんとエイトに乗ったことから始まり、国スポ京都選抜、オッ盾の戦友同志社クルー、Head of the Setaの連盟合宿で一緒になった人たちなど。
特に京都選抜での経験は自分の考え方を大きく変えてくれました。新人選クルーの練習への取り組み方にも影響がありました。自分より高いレベルで経験を積んできたトップ選手たちと共闘できるなんて贅沢で幸せなことです。来年はもっとレベルアップして京都の勝利に貢献できるようになりたいですね。
未来の話
今年の新人選までのことを書いてきましたが、その後も意識や心境の変化がありました。
今までは自分が、クルーが勝つためにCOXをしていましたが、冬季に入ってから自分はチームのためのCOXでなければならないと考えるようになりました。そう考えるようになったきっかけは現幹部の存在が大きいです。一方的な発信で終わらせるのではなく対話を大事にし、部のことを誰よりも考えて行動してくださる幹部のおかげで自分もチームが勝つために何が必要か考えるようになったような気がします。
僕らが勝てなかった東大戦、絶対に勝ってほしい。全員がフィジカルもテクニックも伸ばして、対校日本一・全艇最終日が達成できるような層の厚い部にしたい。強くなるために。過ごしやすい、楽しい部活であるために。
こう考えれるようになったのは、今年の新人選期間以降ローイングが楽しくて仕方がないこと(これは一時的ではないはずです)や、立場の変化も大きな要因だと思います。
最近、色々な人から信頼されていると感じることが増えました。今まで自分が試行錯誤してきたことが認めていただけるようになったのでしょうか。あきらめずに頑張ってきてよかったです。
同時に責任も感じます。信頼は積み上げるのが大変ですが一瞬で崩れるものです。より一層自覚を持って日々生活していきます。
来年の目標は対校としてインカレ日本一になること、国スポで結果を残すことです。
対校日本一のためには自分のさらなる成長が不可欠です。他大には自分より経験を積み、ローイングへの知見が深いCOXもいます。彼らより高いレベルを目指して、そしてなによりチームにとって最高のCOXであるために、努力を重ねていきます。誰にも負けません。
様々な難しさも感じていますが、粘り強く頑張っていきます。
いつも支えてくださる皆さん、ありがとうございます。未熟者ではありますがこれからもよろしくお願いします。
それではよいお年を。
と言っていましたが、このブログは間違いなく2026年に公開されます。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
