新年明けましておめでとうございます。1回生スタッフの山崎和花です。
新年、もとい信念について。最近少し考えたことを書かせてください。それは信念を持つこと、エゴを押し通すことは何が違うかと言うことです。信念を持っている人は強い。しかしそれをそのまま、どこへ行っても押し出しているようでは、エゴや一人良がりになってしまいます。思うに人格者は、その確固たる信念の周りにグラデーションのような「妥協域」を持っているのです。その妥協域が広ければ広いほど寛容にあれる。かと言って肝心の信念が揺らぐことはなし。その辺りの微妙な塩梅がとれるからこその人格者なのでしょう。私のごとき未熟者は、誇れるほどの信念もないくせに信念もどきを振り回し、時に他人を傷つけたり呆れさせたりすることがあります。どうするかと言えば素直に反省して引き続き修行の身に甘んじるしかないわけですが、こういうとき特に大事なのは相手との対話だと思っています。なんでもかんでも口に出せば良いわけではないので、そこはまあ、難しいところですが、ともかく傷つけて失望させて、そのままにするよりかはずっといい。自分が伝えたかったこと、反省している気持ちを素直に相手に伝え、相手の言い分をふむふむと大人しく聞いたならば、いくら状況が良くなるかは分かりません。しかしそこでまた未熟者が災いして対話すらままならないときの方が多いときていますから、情けないものです。精進あるのみでしょう。
話が長くなりました。こんなセンチメタルな内容を滔々と述べてきてなんだか恥ずかしくなって参りました。この文体で書くのも疲れてきますた。ちょっと崩していいかにょ。

今回は、スタッフ業務について書いてみようと思います。と、いっても未だにできないこと、分からないこといと多しで、この間も失敗したばかりなのですが(汗汗汗)。もうすぐ後輩ができるなんてアンビリーバコーです…。(注:「信じ難い」の意。)そのため今回は、具体的な内容というよりもガッツについて書かせていただきマッチョ!(むきっ!)
スタッフ・ガッツを燃え立たせるうえで、一番の障壁となるのは、やはり京都から石山までの移動でしょう。私は乗り物苦手、人混み苦手ですから中々大変です。しかも夕方まで用事があって夜に移動するときは、このまま家で寝てやろうかという誘惑を振り切り、満員電車に飛び込むまでが苦しいところです。合宿所に着いたときも、みんな寝てしまっているし平日配置だと他のスタッフも少ないし、寂しい気持ちになります。
第二の障壁は、漕手と努力量を比較してしまうことです。私は運動音痴で、子ども時代はスポーツをして何が楽しいのかなどと抜かしていましたから(けしからん)、またマルチタスクが苦手で、部活も趣味も勉強も同時に頑張るなんて土台無理だと思っていましたから、ボートにひたむきに向き合う選手に尊敬を覚えると同時に、ちょっとコンプレックスというか、自分がしていることなんて大したことないなと感じてしまうのです。
さて、この二大障壁を乗り越え、スタッフ・ガッツを業火のごとく燃やすためには何が必要でしょうか。それは仲間が好きだという気持ち(と少しの惰性)です。自分でこんなことを言うのは恥ずかしいですし、いつもどこでも仲間を思う聖人君子でもなんでもないのですが、この「気持ち」というものは中々に厄介で強力です。平日の夜合宿所に着くのが遅くなり、「もう誰もいないか~」とがっかりしたとき、エッセン部屋に同期の漕手がいるととても嬉しくなるし(あれ、つまり消灯守ってな…ン”ン”ン”ゴホンゴホン、大方彼らも多忙を極めているのでしょう)、スタッフのみんなと少しでも話すと、倦んでいた気持ちが一瞬でどこかに飛んでしまいます。

ボート部の皆さんが放つ「仲間」という魔力は、何よりも相手を尊重し、感謝できる点にあると思います。人間は単純な(チョロい)もので、笑顔で「ありがとう!!」と言われると、よしできることは何でもしてやろうという気持ちになってしまいます。物をもらうより単位をもらうより、たった一言、言葉をもらう方が嬉しいとは不思議なものです。
今、周りの人たちに感謝返しをどこまでできているか分かりませんし、またこの他人ありき、気持ちありきのスタッフ・ガッツが適切なのかも知りませんが、とにかく継続あるのみで頑張ってみようと思います。
それでは、またいつかどこかでお会いしましょう。よいお年を!

